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博報堂DYHD、2021年3月期通期は減収減益 ~足元では回復傾向~

博報堂DYHD

博報堂DHYDの2021年3月期の連結業績は、売上高が前期比11.5%減の1兆2979億4700万円、営業利益が同18.3%減の450億3300万円、経常利益が同14.6%減の495億9400万円、純利益が同41%減の264億7900万円でした。

直近下半期の売上高前年同期比は97.5%まで回復をしているものの、上半期までの低調な業績の影響を受け、売上高は前期比11.5%の減収でした。国内事業は1兆1463億300万円と12.2%の減収、海外事業についてはコロナ禍の影響により1516億4300万円と5.7%の減収。

販売費及び一般管理費において、連結範囲の拡大による費用の増加があったものの、費用構造改革の取り組みを始めるとともに活動費の抑制等費用コントロールを進めた結果、営業利益は450億33百万円(同18.3%減少)、経常利益は495億94百万円(同14.6%減少)となりました。

これに特別利益146億58百万円及び特別損失105億82百万円を加味した税金等調整前当期純利益は536億69百万円(同28.3%減少)、親会社株主に帰属する当期純利益は264億79百万円(同41.0%減少)となりました。

2022年3月期の業績予想では、
① トップラインは市場の伸びを上回る成長を達成し、2020年3月期水準まで回復を目指す。
② 費用構造改革に取り組むと同時に中長期の成長に向けた先行投資を100億円規模で見込む。
③ 結果、営業利益の伸びはトップラインと比較して緩やかとなる。

などを理由に売上が12.5%増の1兆4,600億円、営業利益が4.4%増の470億円としました。


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