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Intelligence Design、サーチ社と新橋の屋外大型ビジョンにおける広告放映のAIによる視認性計測を実施

2021.8.25

サーチと、映像解析AIプラットフォーム「IDEA(イデア)」を運営するIntelligence Designは、屋外大型ビジョンにおける広告放映中の視認人数・年代・性別・進行方向・滞留時間を解析し、インプレッションや広告接触の質をリアルタイムに計測し、可視化する共同プロジェクトを開始しました。

プロジェクト内容
屋外大型ビジョンをはじめ、デジタルサイネージや看板、アドトラックやポップアップスペースなど幅広いシーンで活用できる、広告効果の可視化に特化したAIカメラ解析サービスの実現に向けて、新橋の屋外大型ビジョンにエッジAIカメラソリューション「IDEA counter」を設置し、人検知AIエンジンを用いて広告の視認性指標(Actual Visibility Survey)を計測しました。
当プロジェクトを通じて、屋外大型ビジョン前の広域範囲を対象としたAIによるリアルタイムデータ取得、視認性計測による可視化を実現することができました。

・エッジAIカメラを設置した高さ:屋外大型ビジョン横 ビル4階(地上17m)
・計測対象とした範囲:新橋駅前SL広場(縦 約35.5m × 横 約42m)
・計測方法:リアルタイムで通行者数とその進行方向を計測、AVSの指標に沿ったポイントごとに通行者数を15秒単位(広告放映時間)で集計 ※取得されたデータは下図参照
・カメラの映像はエッジ内で解析処理を行うため、録画保存しません(個人情報は一切保存しません)

図:新橋 屋外大型ビジョン前の計測データ

広告

新橋

図:視認性指標「Actual Visibility Survey」について

本プロジェクトを通じて8月18日に「IDEA counter」の新機能として視認性計測サービスの提供を開始しました。
AIエッジカメラソリューション「IDEA counter」製品紹介ページ

https://idea.i-d.ai/counter/index.html

サーチ様のコメント、今後の展望
屋外の大空間において最短1秒毎に高精度の計測結果を得られたことにより、これまで屋外広告の課題であった広告効果の可視化に向け大きく前進しました。本プロジェクトにより、広告主は計測結果レポートから広告効果や費用対効果をリアルタイムに把握することが可能になります。今後、各屋外大型ビジョンをはじめ、屋外看板やアドトラックでの試験導入を予定しています。
また、各屋外広告媒体のリアルタイムデータを連携したビッグデータを活用し、インターネット広告市場と同じく運用型で広告取引ができる屋外広告に特化したプラットフォーム構築を目指します。

AI画像認識技術を持つIntelligence Design
Intelligence Designは「AIを中心とした先端技術を社会実装する」ことをテーマに2018年5月に事業を開始。 AI関連技術は世の中に広く認知されるようになった一方で、その技術を利用した社会実装はまだまだ進んでいないのが現状です。そこで、だれでも、簡単かつリーズナブルにAI関連技術を使えるサービスとして「IDEA(イデア)」シリーズを開発。社会課題をテクノロジーで解決することで、持続可能な社会の構築、UDX(アーバンデジタルトランスフォーメーション)の促進を目指します。


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