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マクロミル、ヤフー・データソリューションと連携した分析ソリューション(β版)提供開始

マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役社長 グローバルCEO:佐々木徹、以下、当社)は、Yahoo! JAPANが提供する事業者向けデータソリューションサービスと連携した、新しい分析ソリューション(β版)の提供を開始します。本分析ソリューションは、Yahoo! JAPANにおける検索などの行動ビッグデータと、当社が保有する国内消費者パネル(マクロミルモニタ)から正確な属性データと併せて取得可能な、より詳細で深いデータを紐づけて、統合的な分析を可能にするサービスです。

■本サービスの背景と強み

マーケティングにおける消費者理解においては、アンケートなどで取得できる「意識データ」に加えて、実際の「行動データ」も掛け合わせ、両者を統合的に分析・解釈することが重要であると考えています。当社ではこれまでも、Web行動ログや、アプリ起動ログ、実際の購買データといった様々な行動データを取得し、アンケートを通じて取得する意識データと紐づけて分析が可能なサービスを開発・提供してまいりました。そして今回、インターネット上での検索行動データを追加することで、分析可能なデータの網羅性を高め、消費者理解をより深めていただけることを目的に本サービスを開発しました。

Yahoo! JAPANが提供するインターネット上での検索を中心とする「行動ビッグデータ」を、当社のアンケートやインタビューを通じて取得する「意識データ」や、より多様な「行動データ(購買データやWeb閲覧データ)」とあわせて解釈することで、より深い消費者理解が可能になります。なお、本サービスでご提供可能なのは統計的な分析結果のみで、個人を識別可能なデータ(パーソナルデータ)は含まれません。

■活用シーン

1.     テレビCMやWeb広告が消費者の検索行動に与えた効果を検証したい

テレビCMやWeb広告の効果検証として、アンケートを活用した「ブランドリフト効果」の検証に加え、「商品名や企業名など固有名詞をキーワードとしたインターネット上での検索行動」にどの程度寄与したのか、効果検証が可能です。

マクロミル

2.     特定のキーワードを検索した人にアンケートを実施したい

特定の検索キーワードで情報探索をしているマクロミルの消費者パネルに対してアンケートや他データの紐づけを実施して、消費者行動をより解像度高く分析することも可能です。

3.     検索データを用いたヒストリー分析

特定のターゲットの過去の検索履歴を分析し、可視化することが可能です。

※マクロミルからYahoo! JAPANにアンケートデータ等を提供する際は、必ずユーザーからの同意を得た上で提供します。

マクロミルは、顧客企業のリサーチ課題に留まらず、より上流からマーケティング課題全体の解決を支援するため、「総合マーケティング支援企業」へと事業モデルの変革を進めています。今後も、当社が保有する消費者パネルから得られる様々なデータを活用した革新的なサービスを提供し、マーケティングビジネス領域全体にイノベーションを拡げることを目指します。Yahoo! JAPANが提供するデータソリューションサービスとの連携も、こうした方針に沿ったものです。当社は、今後もさまざまなデータを用いた分析の可能性を探り、ヤフー・データソリューションと連携した統合ソリューションを検討してまいります。


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