マクロミル、YouTube とテレビの広告効果をクロスメディアで測定するサービスを提供開始
マクロミルは、Google 認定YouTube 第三者測定パートナーとして、YouTube 広告とテレビCMの広告効果をクロスメディアで測定し、メディアプランニングの最適化をはかることができるサービス『AccessMill Connected』の提供を開始しました。
当サービスは、マクロミルが保有する国内最大規模の高品質な消費者パネルの活用によって、キャンペーン効果の詳細な検証と分析が可能になりました。効果測定を実施できるパネル数は、YouTube 広告単体で23万人、テレビCMとのクロスメディア測定で3万人です。
サービス誕生の背景
個人情報保護法改正による規制強化によって、第三者によるデジタル広告の接触判定を計測する方法として、従来主流だったサードパーティークッキーや広告識別子に代わる、持続可能な広告効果測定方法の確立が求められています。
こうした背景を受け、当社ではプラットフォーマーやメディア各社と連携し、当社の強みである消費者パネルを活用した独自の効果測定手法の共同開発に取り組んでまいりました。2023年12月には、Google より YouTube 広告ブランドリフトにおける第三者計測パートナーとして認定され、YouTube 広告の効果測定サービスの提供を開始しました。
そしてこのたび、Google の協力のもと、YouTube 広告とテレビCMの広告効果をクロスメディアで測定できるサービス『AccessMill Connected』を新たに開発し、提供を開始しました。
サービスの特長
- YouTubeとテレビの広告効果が、クロスメディアで測定可能
Google認定 YouTube 第三者測定パートナーとして、「Google Ads Data Hub(ADH)」を用いた広告効果測定サービスです。YouTube 広告とテレビCMの広告効果をクロスメディアで測定し、サードパーティークッキーや広告識別子に頼らない独自手法を、Google の協力を得て開発しました。
- 全デバイス(コネクテッドTV、スマートフォン、パソコン、タブレットなど)の測定が可能
ご要望が多いコネクテッドTVをはじめ、スマートフォン、パソコン、タブレットなどの全デバイスの測定が可能です。
- イベントログレベルでの測定が可能
一般的な解析ツールでは計測できない、「Google Ads Data Hub(ADH)」の第三者測定パートナーのみが測定できるイベントログ(ユーザー単位の行動)レベルでの測定が可能です。
- 計測可能人数は、国内で最大規模。クロスメディアで3万人、YouTube 単体で23万人
当社の強みである約3,600万人の消費者パネルネットワークをベースに、広告キャンペーンを国内最大規模の人数で計測します。デモグラフィック別、デバイス別、フリークエンシー別などの詳細なデータ分析が可能で、キャンペーン効果を精緻に振り返ることができます。また、広告配信量120万インプレッションから測定することができ、短期間やレアターゲットといった限定的なキャンペーンの効果測定にもご活用いただけます。
- 精緻な効果検証による広告出稿の最適化
効果測定結果を基にした最適な広告プランニングによって、費用対効果の高いメディアプランニングを支援します。