毎日新聞、ABC部数で200万部を下回る
2021.9.18
毎日新聞は、日本ABC協会発表の2021年8月度のABC部数において200万部を下回ったことが明らかになりました。7月から約1.4万部減少し、199.3万部となりました。
毎日新聞の部数は、今年の3月頃から200万部のラインを巡って数千部単位のギリギリの調整を行っており、いつ下回ってもおかしくない状況でした。
そして、7月1日から、月ぎめ購読料(消費税込み)を、朝・夕刊セットは4037円から4300円に、朝刊のみ発行の地域は3093円から3400円に値上げをしたことなどが決定打となり、ついに200万部を下回る結果となりました。
同社は2021年3月期の決算では、4期連続の営業赤字という厳しい経営が続いております。値上げによる売上増加対策を狙うも、部数の減少は更に加速する恐れがあります。
毎日新聞社及び毎日新聞グループHDは、2021年3月期の決算を公告にて公表しました。