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位置情報ビッグデータのクロスロケーションズ、シリーズBで3.8億円の資金調達

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位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine™(以下、LE)」とその機能を使ったクラウド型プラットフォーム「 Location AI Platform®(以下、LAP) 」を提供するクロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介、以下クロスロケーションズ)は、株式会社ファンコミュニケーションズ、ジオテクノロジーズ株式会社、および、個人投資家を引受先とした第三者割当増資により、過去最大となる3.8億円の資金調達を完了しました。これまでの累計調達額が約11億円となります。

資金調達の背景と目的

2020年以降のコロナ禍において、実世界の人出の様子を分析する方法としてスマートフォンの位置情報データを数理統計処理することで得られる「人流データ」の有効性が広く認知され、「人流」という言葉が流行語にも選出されました。この「実世界の人の動きの見える化」が可能な「人流データ」の活用は店舗開発や・集客マーケティング分野のみならず公共、交通、不動産、建設など多様で幅広い分野での利活用が始まっており「ロケーションテック」と呼ばれています。

クロスロケーションズはこれまでも、LE及びLAP の開発を通じて「ロケーションテック」の推進に取り組んでまいりましたが、「ロケーションテック」が更なる次元に進化するためには、位置情報データの質的・量的な充実と、分析結果から得られるインサイトに対する打ち手の多様化が必要不可欠と考え、必要資金の調達ラウンドを計画しました。

この度のクロスロケーションズの増資ラウンドにおいては、クロスロケーションズの開発した技術と率先した市場開拓の実績、将来性を評価して、成功報酬型アドネットワークサービスを中心にインターネット広告関連サービスを行うファンコミュニケーションズ、独自の地図制作技術によるデジタル地図コンテンツの提供と位置情報/人流データなどのビッグデータと最先端技術を融合させ、新たな事業領域を展開しているESGメタバースカンパニーのジオテクノロジーズというそれぞれの分野のリーダー企業と供に、複数の個人投資家が引受に応じました。

調達資金の主な使途
今回のラウンドで調達した資金は、LE及びLAPへの開発投資、更なる事業領域拡大のための組織強化、8 月3日に提供を開始した新機軸のクラウドサービス「人流アナリティクス™️」のユーザー拡大などのマーケティング活動に活用することとなります。今後、クロスロケーションズは「位置情報ビッグデータのAIによる解析により多種多様な位置情報や空間情報を結合・可視化し誰でも活用できるようにすること」というミッションのもと、社会全体の共通財産ともいえる位置情報ビッグデータを社会・産業・生活の様々な課題の解決に貢献する”インフラデータ”として発展させてまいります。

■ クロスロケーションズ株式会社について
「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine™️」の開発と、それをビジネスに生かすプラットフォームである「Location AI Platform®」の開発・提供により、‟ロケーションテック”を推進しています。


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