ツイート

このエントリーをはてなブックマークに追加

↑PAGE TOP

博報堂DYホールディングス、23年3月期1Q決算は増収増益 4マスは前年比売上減

博報堂DYHD

博報堂DYホールディングスの2023年3月期1Qの連結業績は、営業利益が前年同期比5.2%減の114億5800万円、経常利益が同4.7%増の138億7000万円、純利益が同26.5%減の45億8200万円でした。

売上高は3491億600万円(前年同期比6.8%の増収)、収益は1956億3600万円(13.5%の増収)と前年同期を上回りました。

売上高を種目別に見ますと、新聞、雑誌、ラジオ、テレビと4マスでは前年同期を下回りました。一方、マーケティング/プロモーションでは大型案件の貢献もあり大きく前年同期を上回り、インターネットメディアも前年同期を上回りました。

広告主別では、サプライチェーン停滞の影響が大きい「自動車・輸送機器・関連品」などで前年同期を下回りましたが、「官公庁・団体」、「飲料・嗜好品」及び「外食・各種サービス」で前年同期を大きく上回ったほか、21業種中、約半分の11業種が前年同期を上回りました。

売上総利益に関しても、844億20百万円(同7.9%増加)と前年同期より61億80百万円の増加となりました。なお、このうち国内事業については645億18百万円と4.9%の増益、海外事業については北米や中華圏における回復基調に加えて連結範囲の拡大もあり、212億44百万円と22.2%の増益となりました。

販売費及び一般管理費において、中期的な成長を見据えた戦略費の投下や活動費の戻りによる費用の増加があった結果、営業利益は114億58百万円(同5.2%減少)、為替差益9億6百万円の発生等があった結果、経常利益は138億70百万円(同4.7%増加)となりました。

これに特別利益3億66百万円及び特別損失6億61百万円を加味した税金等調整前四半期純利益は135億74百万円(同1.1%増加)となりました。こうした状況に加えて、法人税等の税金負担額76億56百万円及び非支配株主に帰属する四半期純利益13億36百万円の影響が加味された結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は45億82百万円(同26.5%減少)となりました


  • このエントリーをはてなブックマークに追加