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サイバーエージェント、2022年9月期通期決算を発表~ウマ娘の反動などで最終利益は前期比4割減~

サイバーエージェント

 サイバーエージェントは、2022年9月期の連結通期業績を発表しました。売上高が前期比6.6%増の7105億7500万円、営業利益が同33.8%減の691億1400万円、経常利益が同33.6%減の694億6400万円、純利益が同41.7%減の242億1900万円となりました。スマートフォン市場の成長を取り込む一方で、中長期の柱に育てるため、新しい未来のテレビ「ABEMA」への投資をしつつ、売上高は増加、営業利益は減少、経常利益は減少、親会社株主に帰属する純利益は減少となりました。

 前期にリリースしたウマ娘による急成長による反動による減少があった一方で、主力である広告事業は堅調に成長しており、投資が続いているABEMAの赤字幅は昨年よりも30億円弱ほど縮小しています。

事業別詳細

インターネット広告事業(インターネット広告事業本部、AI事業本部、㈱CyberZ等)
 高い増収率を継続し、シェア拡大により、売上高は3768億1900万円(前年同期比17.3%増)、営業損益は244億6400万円の利益計上(前年同期比8.4%増)となりました。

ゲーム事業(Cygames、Colorful Palette、サムザップ、アプリボット等)
 前期にリリースしたタイトル(ウマ娘 プリティーダービー)の反動がありつつも、高い水準を維持し、売上高は2283億8700万円(前年同期比13.1%減)、営業損益は605億3100万円の利益計上(前年同期比37.2%減)となりました。

メディア事業(「ABEMA」、「WINTICKET」、「Ameba」等)
 新しい未来のテレビ「ABEMA」のWAUが過去最高を更新、周辺事業も増収し、売上高は1121億4200万円(前年同期比35.3%増)、営業損益は124億1900万円の損失計上(前年同期間151億4100万円の損失計上)となりました。

 2023年9月期の連結業績は、売上高が前期比1.3%増の7200億円を計画。


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