テレビ朝日HD、2022年3月期上期決算は増収増益
テレビ朝日HDの2023年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比0.8%増の1447億7500万円、営業利益が同12.6%減の73億4000万円、経常利益が同9.4%増の124億3800万円、純利益が同21.3%増の93億600万円でした。
テレビ放送事業において、単発番組については、「世界バドミントン東京2022」などがあったものの、前年同期の「東京オリンピック」「世界フィギュアスケート国別対抗戦2021」の反動減により減収と。タイム収入合計は385億円(前年同期比△10.8%)でした。スポット収入は、東京地区の広告出稿量が前年同期を下回ったことから減収。スポット収入は426億1500万円(同△0.7%)となりました。テレビ放送事業の売上高は1110億800万円(同△3.0%)、営業費用は1060億9100万円(同△2.3%)となった結果、営業利益は49億1700万円(同△16.1%)となりました。
インターネット事業においては、無料見逃し動画配信サービス「TVer」等における広告収入が好調に推移したことなどにより増収となったが、事業拡大に伴い営業費用が増加となりました。インターネット事業の売上高は118億1800万円(前年同期比+10.2%)、営業費用は115億4100万円(+17.0%)となった結果、営業利益は2億7700万円(同△67.6%)となりました。
新型コロナウイルス感染症による巣ごもり需要に落ち着きが見られてきたことなどにより、ショッピング事業の売上高は90億6100万円(前年同期比△8.5%)、営業費用は83億600万円(同△6.6%)となった結果、営業利益は7億5500万円(同△25.3%)となりました。
2023年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.6%増の3060億円、営業利益が同16%減の180億円を引き続き計画しています。