Criteo、楽天「RMP – Display Ads」と連携を開始
Criteoは、楽天グループ株式会社が提供する運用型広告配信プラットフォーム「RMP – Display Ads」と「Criteo AI エンジン」との広告配信における連携を発表しました。
本連携により、Criteoは、1億以上※1の楽天会員からなる顧客基盤とそのIDに基づく消費行動分析データ※2を「Criteo AI エンジン」で分析することにより、自社の広告主に対し、Criteoソリューションでより精度の高いターゲティング配信を実現することが可能になります。また、楽天は、16年以上の実績をもつ高度な機械学習をベースにした「Criteo AI エンジン」と「RMP – Display Ads」の連携により、楽天の広告主に向けたフルファネルでの最適な広告配信を実現します。
今後、両社は各ソリューションとプラットフォームを通じて、より最適化されたフルファネルでの広告キャンペーンのサポートを支援していきます。
今回の連携について、楽天グループ株式会社執行役員 コマース&マーケティングカンパニー ヴァイスプレジデント 紺野俊介氏は次のように述べています。
「私たちは、Eコマースをはじめとする多様なサービスを通じた、オンライン・オフライン双方における消費行動分析データを、シングルIDに基づき蓄積しております。この消費行動分析データを活用した『RMP – Display Ads』が優れた広告在庫を持つCriteoが提供する高精度なレコメンドエンジンと連携することで、『購買』に軸足を置きつつ、最適なロジックでユーザーの認知獲得や興味喚起につなげることが可能です。獲得効率を一定で維持しながら新規ユーザー獲得率の改善を図りたい、といったニーズなどを持つ広告主様に広くご活用いただければと思っております」
Criteoのセールスディレクターの蓑輪誠一は次のように述べています。
「Criteo は、最先端のAI研究における成果を、製品やソリューション、そしてそれらを支えるテクノロジーに反映するために、技術開発へ継続的な投資を行っています。今回の連携は、そのCriteoの技術力の高さと将来性を評価いただいたものと自負しております。これからもCriteoはすべての広告主に対して、期待に沿った高い成果をご提供するために、より精度の高い広告配信を強化して参ります」
※1 2022年9月時点
※2 個人が特定できない状態に加工した分析結果を開示します。