東京通信子会社、サイバーエージェントから電話占い事業を4,000万円で譲受
東京通信の子会社である株式会社ティファレトは、サイバーエージェントが行う電話占い事業を譲り受けることを発表しました。
1.事業譲受の背景及び理由
東京通信は、2021 年4月に電話相談サービスを運営する株式会社ティファレトを完全子会社化し、プラットフォーム事業の1つのサービスとして、電話占い「カリス」を運営しております。当サービスは実績のある総勢約 200 名の鑑定師と悩みを持つユーザーをマッチングするサービスとなります。この電話占いは、国内シェアリング―エコノミー市場において、スキルシェアの1つのサービスとされ、2021 年のスキルシェア全体の市場規模は 2,579 億円ですが、2030 年には 1.3 兆円まで成長すると予想されます※1。
また、電話占いにおける相談内容の高いシェアを誇る恋愛に関しては、マッチングアプリの利用率が 21.8%と一般化しつつある中※2、20 代の6割が「知らない人」に恋愛相談した経験があることがわかっており※3、今後、電話相談の需要は高まると予想されます。このような市場トレンドを鑑み、東京通信は、電話占いや相談需要は今後も堅調に推移すると考え、東京通信の市場シェアを高めることや、新たに恋愛相談サービスを展開できうる企業・サービスを買収対象として模索しておりましたが、この度、サイバーエージェントが行う電話占い事業を譲受することとなりました。今後、電話占いに加え、恋愛相談サービスの展開を進め、C to Cのライフスタイル領域のマッチングプラットフォームを目指します。
※1.出所:株式会社情報通信総合研究所『シェアリングエコノミー関連調査 2021 年度調査結果』
※2.出所:株式会社リクルート「婚活実態調査 2022」
※3.出所:株式会社RLECT「恋愛相談に関する実態調査」(2022 年 6 月)
2.事業譲受の概要
(1)譲受事業の内容
サイバーエージェントのSATORI電話占い
(2)譲受事業の経営成績
2022 年9月期
売上高 約 350 百万円 売上総利益 約 150 百万円
(3)譲受事業の資産、負債に関して譲受資産:事業に関するデータベース・ソフトウェア・プログラム・デザインデータ及び素材一式
※上記はWebサイトに関する著作物・著作権・登録鑑定師・登録ユーザー・利用履歴等に関するデータを含みます。なお、譲受負債はありません。譲受資産の金額は現在精査中であり、事業譲受が完了した後に、判明次第速やかにお知らせします。
(4)譲受価額及び決済方法
①譲受価額:40 百万円
②決済方法:手許現預金による現金決済を予定しております。