ADKグループ、「Azure OpenAI」を活用しGPTチャットボットを全社員へ提供開始

ADKホールディングスは、Microsoftが提供する「Azure OpenAI Service」※1を活用し、LLM（大規模言語モデル）技術をセキュアな環境下で利用できるGPTチャットボットとして、Microsoft TeamsにてADKグループ全社員へ提供を開始しました。

昨年11月のOpenAI社によるChatGPT公開を受け、世界中で当該技術のビジネス上への活用の検討が加速している中、ADKグループでは、株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ（以下「ADK MS」）のマーケティングインテリジェンスセンターとADK HDのIT部門が連携し、部署を横断したプロジェクトを立ち上げ、安全かつ効果的なLLMの活用可能性を検討してまいりました。

この度、本取組みの成果の第一弾としてADKグループにおける3つの注力領域である「顧客データ＆インサイト」「顧客接点マネジメント」「顧客体験デザイン」の課題にも対応可能な汎用的な環境を確立し、当該ツールをグループ全社に公開しました。

この活用例としては、プランニングセクションにおけるマス・デジタルのプランニング業務の高度化やクリエイティブセクションのブレストツール、エンジニアリング領域におけるプログラム作成への適用、バックオフィス業務のさらなる効率化など、様々な業務を想定しています。

また当社では、LLMの活用において前述のツールに加え社内に存在する様々な知見（形式知・暗黙知）を取り込み、ADKグループらしさを反映した独自ツールとして拡張することを目指しています。

① 意識/価値観・消費行動・メディア接触など多岐にわたる項目を含む、自社保有データを用いたモデルへの入出力や学習

② 社内ワークフローを当該ツールとプロンプトを用いて大規模に収集し、フィードバックする仕組みによるプランニングサポートサービス

※1 Azure OpenAI Service
マイクロソフト社が提供する多様なクラウドサービスを利用できる「Microsoft Azure」において、OpenAI社が開発・提供する多くのAIモデルをセキュアな環境下で利用可能なマネージドサービス。

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