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シャノン、メタバース事業の難航などにより中期経営計画の取り下げ

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シャノンは、2022 年 12 月 12 日に公表いたしました中期経営計画(2022 年 10 月期~2024 年 10 月期)に掲げる数値目標を取り下げることを発表しました。

同社は、2021 年 12 月 13 日に 2024 年 10 月期を最終年度とする中期経営計画を公表しました。その後、新型コロナウイルス感染症の影響による BtoB イベントの中止や遅延によるイベントクラウド事業の減速や、メタバース事業及びサブスクリプション事業の進捗遅れを踏まえて計画を見直し、2022 年 12 月 12 日に修正版中期経営計画(2022-2024)を公表しました。

2023 年 10 月期において、主力事業であるサブスクリプション事業の状況は当初計画には届かないものの堅調に推移をしている一方で、中期経営計画において【次の柱】としていたメタバース事業は、コロナ情勢の変化や、当初想定していた大型展示会の受注が想定通り進まないこと等から、見直し後の計画に対しても進捗は芳しくない状況です。またイベントクラウド事業はコロナ禍を経て競合環境を含めた市場環境にも変化がみられております。

そのため、中期経営計画を一度取り下げ、投資と成長のバランスを再度見直します。当面は、近年の投資内容(M&A や開発したソリューション)と既存事業の相乗効果による成長をすすめ、コストを意識した組織体制の見直しを通じて、成長率よりも収益性の向上を目指します。


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