デジタルHD、23年12月通期は予想を上回り着地
デジタルHDの業績は23年12月通期業績は、当第４四半期連結累計期間における業績は収益16,264百万円（前連結会計年度比4.9％増）、売上総利益10,948百万円（前連結会計年度比9.3％増）、営業利益616百万円（前連結会計年度は営業損失354百万円）、EBIT401百万円（前連結会計年度は△459百万円）、EBITDA2,008百万円（前連結会計年度比82.3％増）、親会社株主に帰属する当期純利益237百万円（前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失212百万円）となりました。この結果は、23年8月7日に同社が発表した予想を上回る結果となりました。
予想との差異について
金融投資事業がこれまでの良質な投資に加え、マーケット環境の好転や M＆A 等が想定以上に好調に進捗した結果、収益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきまして、前回予想よりも上回る着地となりました。
セグメント別詳細
＜デジタルシフト事業＞
デジタルシフト事業は、株式会社デジタルシフト、株式会社オプトインキュベート等を中心に展開されるDX開発及びDXマーケティングコンサルティング、株式会社バンカブルが提供する広告費の分割・後払いサービス、並びに株式会社RePharmacy、株式会社コネクトム、JOMYAKU株式会社等を中心に、各産業が抱える業界課題の解決に向けた産業特化型Vertical SaaSをはじめとする新規事業の開発・サービスの提供等で構成されております。
デジタルシフト事業の当第４四半期連結会計期間における業績は、収益1,207百万円（前年同期比6.5％減）、売上総利益486百万円（前年同期比7.1％減）、営業損失135百万円（前年同期は営業損失214百万円）、EBIT△55百万円（前年同期は△322百万円）、EBITDA201百万円（前年同期は△186百万円）となりました。
上記の結果、デジタルシフト事業の当第４四半期連結累計期間における業績は、収益4,538百万円（前連結会計年度比0.5％減）、売上総利益1,575百万円（前連結会計年度比4.2％減）、営業損失819百万円（前連結会計年度は営業損失624百万円）、EBIT△731百万円（前連結会計年度は△734百万円）、EBITDA△347百万円（前連結会計年度は△547百万円）となりました。
＜広告事業＞
広告事業は、株式会社オプトが行うインターネット広告代理事業及びソリューション開発、販売等で構成されております。
広告事業の当第４四半期連結会計期間における業績は、収益2,126百万円（前年同期比12.1％減）、売上総利益1,870百万円（前年同期比10.7％減）、営業利益627百万円（前年同期比30.4％減）、EBIT629百万円（前年同期比30.2％減）、EBITDA665百万円（前年同期比29.9％減）となりました。
上記の結果、広告事業の当第４四半期連結累計期間における業績は、収益8,308百万円（前連結会計年度比1.7％減）、売上総利益7,295百万円（前連結会計年度比1.7％減）、営業利益2,157百万円（前連結会計年度比18.5％減）、EBIT2,149百万円（前連結会計年度比18.5％減）、EBITDA2,340百万円（前連結会計年度比18.2％減）となりました。
＜金融投資事業＞
金融投資事業は、株式会社デジタルホールディングス、Bonds Investment Group株式会社、BIG１号投資事業有限責任組合、BIG２号投資事業有限責任組合、OPT America,Inc.及び社会課題・社会構造を変革し解決し得るサステナブルな事業を推進するスタートアップへ投資することに特化して2022年12月に組成したBIG SX１号投資事業有限責任組合にて運用を行う投資事業で構成されております。
金融投資事業の当第４四半期連結会計期間における業績は、収益1,296百万円（前年同期比255.9％増）、売上総利益377百万円（前年同期は売上総損失691百万円）、営業利益323百万円（前年同期は営業損失728百万円）、EBIT△47百万円（前年同期は△715百万円）、EBITDA831百万円（前年同期比200.7％増）となりました。
上記の結果、金融投資事業の当第４四半期連結累計期間における業績は、収益3,529百万円（前連結会計年度比36.1％増）、売上総利益2,108百万円（前連結会計年度比121.1％増）、営業利益1,945百万円（前連結会計年度比154.7％増）、EBIT1,665百万円（前連結会計年度比105.3％増）、EBITDA2,603百万円（前連結会計年度比38.5％増）となりました
