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インプレスHD、24年3月通期予想を下方修正で赤字見込みに 1.36億円の特損も計上

2024.2.13

インプレス 下方修正

インプレスHDは、24年3月通期予想を下方修正と、事業構造改革の一環としてセカンドキャリア支援制度及び追加の人員削減施策を実施し、人員の最適化に取り組んだことから、事業構造改革費 136 百万円を第3四半期連結会計期間に特別損失として計上することを発表しました。

修正理由
ネットメディア及びプラットフォーム事業が想定を上回ったものの、利益率の高い既刊書籍が、前期の商品力の弱さの影響で出荷が減少・返品が増加したことに加え、上半期に発生した書籍等の刊行遅れの挽回を目指したリカバリー施策の遅れや、新型コロナを契機とした電子書籍やターゲットメディアの市場成長に対する鈍化も重なり、売上・利益ともに想定を大きく下回る業績進捗となりました。

第4四半期連結会計期間(3ヶ月)においては、第3四半期連結会計期間に実施した事業構造改革の実施に伴う編集者の人員減で、書籍等の刊行点数が大幅に減少したことに加え、ターゲットメディアのイベント・セミナーが当初の想定を下回り売上・利益ともに下方修正となる見通しです。また、当期末において、前述の特別損失の計上に加え、将来の収益改善が見込まれる不採算事業の見直し等に係る特別損失(概算 200 百万円)の計上も検討していることなどを勘案し、通期連結業績予想を下方修正。


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