インプレスHD、24年度通期予想を下方修正
2024.11.7
インプレスHDは、25年3月期上期決算と、25年3月期決算予想についての下方修正を発表しました。
予想修正詳細
売上高:14,560百万円(前回予想比△340百万円)
営業利益:50百万円(前回予想比△200百万円)
経常利益:160百万円(前回予想比△190百万円)
純利益:40百万円(前回予想比△160百万円)
修正理由
ターゲットメディア及びソリューション事業が弱含みに推移。また、出版・電子出版事業においては、良化のスピードが想定より遅れていた既刊書籍が、第2四半期に入り大きく改善したものの、第1四半期の遅れを挽回するには至らず、事業構造改革の影響による新刊刊行の遅れや売れ行き良好書の不足で大きく想定を下回る状況となったことに加え、カレンダーの出荷の一部の期ずれという一時的なマイナス要因も重なり、売上高・営業利益ともに期首の連結業績予想を大きく下回る見通しとなりました。
また、通期の連結業績予想につきましては、中間連結会計期間の連結業績予想の修正を主要因に修正しており、下半期(6ヶ月)は期首予想並みの売上高、営業利益においては 70 百万円の増益見通し。
当下半期の業績動向といたしましては、ネットメディア及びターゲットメディア事業が大きく弱含む懸念があるものの、プラットフォーム事業は堅調な推移を想定。また、出版・電子出版事業においては、既刊書籍は第2四半期の大きな改善トレンドの継続を見込んでおり、新刊書籍は刊行遅れの挽回に取り組む予定。なお、カレンダーについては、店頭での販売動向に関する変動リスクはあるものの、中間期の出荷の期ずれは解消される見通しであり、費用面では期首予想に対して 120 百万円規模のコスト削減を着実に進めています。