primeNumber、データカタログ市場に参入 販売でNTTコミュニケーションズと連携
primeNumbeは、新サービス「COMETA」をリリースし、データカタログ市場に参入することを発表しました。「COMETA」は、「社内のデータを迅速に発見し、正確に理解し、効率的に活用ができるようにすることで、データドリブンな意思決定の文化を根付かせる。」をビジョンに掲げ、企業のデータ活用促進を実現するデータカタログサービスです。同時に、NTTコミュニケーションズ株式会社との「COMETA」の販売に関するパートナーシップを締結したことを発表しました。
データカタログ市場参入の背景
中心事業であるデータ基盤の総合支援サービス「TROCCO®」では、点在するデータの統合、蓄積、可視化を支援しています。2024年3月には提供プランを刷新することで、あらゆる企業のあらゆるフェーズに伴走すべく事業を拡張しています。こうした状況の中、企業においてデータの統合が進み、データセットの数と関わる人材が増えた際に必要とされるのがデータカタログです。顧客ニーズの高まりを受け、今回新たに、データカタログに特化したサービス「COMETA」をリリースします。
世界のデータカタログ市場は、2023年で8億7,880万USドルとされています。2030年までには、CAGR(年平均成長率)21.5%、34億2,780万ドルの市場に成長すると予測されており、今後も拡張が見込まれております。
COMETAについて
データの発見・理解・活用に重点を置いたデータカタログサービスです。保有するデータの活用リードタイム短縮、ガバナンス、品質モニタリングを可能にし、データによる意思決定を行う文化の醸成を目指します。また、お客様ごとのデータ活用のフェーズや、部署を横断するなど社内でのデータ活用の展開範囲に応じたご利用が可能なよう、小さく始めて順次拡張いただける料金体系にてサービスを提供いたします。同時に、COMETAの提供のみにとどまらず、primeNumberの他ソリューションを並行して活用する包括的なサポートも提供してまいります。
NTTコミュニケーションズとのパートナーシップの提携について
2024年5月9日付で、NTTコミュニケーションズと「COMETA」の営業販売におけるパートナーシップ契約を締結いたしました。COMETAと、NTTコミュニケーションズの提供するデータ利活用基盤である「Smart Data Platform」を組み合わせることで、より多くのお客様のデータ利活用を支援していきます。
NTTコミュニケーションズ株式会社ビジネスソリューション本部 ソリューションサービス部 担当課長 岡田 聡氏コメント
NTT Comはデータ利活用のコンサルティングや「Smart Data Platform」を活用したデータマネジメント基盤の構築など、お客様のデータ利活用推進に向けた総合的なソリューションを提供しています。 取り扱うデータ量が膨れ上がる中、データの収集・統合とともにデータの関連性を把握し効率的に管理する機能が求められています。企業の情報システム部門 のみならずLoB(業務部門) までスピーディーにデータを発見・理解・活用する環境を整備することに「TROCCO®」「COMETA」は貢献できるソリューションであると考えています。