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オールアバウト、24年3月期は増収するも赤字転落

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オールアバウトの24年3月期の連結業績は、売上高が前期比7.2%減の157億300万円、営業損益が4億6100万円の赤字(前の期は600万円の黒字)、経常損益が4億3800万円の赤字(前の期は2000万円の黒字)、最終損益が4億5600万円の赤字(前の期は8200万円の赤字)でした。

 トライアルマーケティング&コマース事業とメディア&デジタルマーケティング事業を中心に、「個人を豊かに、社会を元気に。」というミッションのもと、総合情報サイト「AllAbout」における「ガイド」に代表されるような個人のチカラを活かし、ユーザーやクライアントの皆様にとって最適なソリューション及びサービスを提供すべく、グループ経営を推進。

 コンシューマサービスセグメントにおいては、dショッピング事業が堅調に推移し成長を持続している一方、サンプル百貨店において、新型コロナウイルス感染症の影響の緩和に伴うリアル回帰などで売上が減少した。費用面ではd払いネットショッピングやふるさと納税百選の開発投資を行ったことなどにより減益となった。生涯学習事業、専門講師育成事業において業績不振が続き、事業撤退を行うことを決定した。コンシューマサービスセグメントの外部顧客に対する売上高は136億5100万円(前連結会計年度比4.3%減)、セグメント利益は2億5000万円(前連結会計年度比43.5%減)となりました。

 マーケティングソリューションセグメントにおいては、検索エンジンのロジック変更等によるメディアセッション数の減少や、広告市況の悪化に伴うインターネット広告単価の低下等によりメディア売上が減少し、粗利率が低下した。費用面に関しては、コンテンツマーケティングプラットフォーム「PrimeAd」の開発関連費用等が増加したことなどにより減益となった。マーケティングソリューションセグメントの外部顧客に対する売上高は20億5100万円(前連結会計年度比22.5%減)、セグメント損失は2億6300万円(前連結会計年度はセグメント利益1億1600万円)となりました。

 2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.1%増の165億円、営業利益が0円を計画。


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