毎日新聞、ABC部数で150万部を下回る
2024.8.2
毎日新聞朝刊部数は、日本ABC協会発表の2024年6月度のABC部数において150万部を下回ったことが明らかになりました。5月から約9000部減少し、149.9万部となりました。200万部を下回ったのは21年8月度であるため、2年10カ月で50万部を減少したことになります。
同社は、3月に滋賀県大津市などで夕刊を廃止、9月末には富山県での朝刊の新聞配送を終了することなども発表しており、部数の減少やコスト高の影響で全国紙としての維持が厳しい状態になっています。直近の24年3月期の決算では2期連続の赤字となっています。昨年購読料の値上げなども行いましたが、値上げに伴い購読者数の減少なども起こっていると考えられており、売上・利益共に改善はされていません。