ニールセンとビデオリサーチ、クロスメディア統合リーチソリューション開発を目指して提携
ニールセンとビデオリサーチは、日本市場におけるクロスメディア統合リーチソリューションの開発を目的に戦略的パートナーシップ締結しました。
このパートナーシップにおいて、両社は2017年から続く協力体制を基盤として業界と協力し、日本独自のメディア環境に合わせた革新的なクロスメディア統合リーチ測定ソリューションを開発していきます。
この強力なパートナーシップにより、日本のテレビ測定指標の業界標準であるビデオリサーチのテレビにおける専門性およびインフラと、ニールセンの業界をリードするテクノロジー、カバレッジ、グローバルレベルでのサポートが融合することとなり、ビッグデータと詳細なインサイト、および日本市場のニーズを組み合わせることが可能になります。
ビデオリサーチの代表取締役社長執行役員の石川豊は次のように述べています。
「ビデオリサーチは、テレビ視聴率データ提供などを通じて、これまでも業界をサポートしてきました。一方で、ニールセンはデータ、分析のグローバルリーダーであり、今回のパートナーシップは日本のメディア業界にとってもプラスになると考えています。ニールセンとの協力体制を強化することを非常に嬉しく思っており、テレビとデジタルをまたぐ統合リーチソリューションを開発し、広告主やメディア企業に対してより精度の高いデータを提供できるようになることを楽しみにしています。」
ニールセンのアジアコマーシャル担当プレジデントのアルノ—・フレードは次のように述べています。
「日本のメディア環境が急速に進化していることを考えると、本日の発表はタイムリーであり、業界にとって大きな勝利につながります。両社のパートナーシップにより生み出すソリューションの重要性は、技術的な面のみならず、その規模と精度においても同様です。両社の視聴者測定と分析能力を組み合わせることとなるこのパートナーシップだけが、日本市場固有のニーズを満たすことができると考えています。これは革新的な指標とマルチスクリーン測定において業界が必要とする新たなステップです。ビデオリサーチとの新たな関係の一翼を担えることを嬉しく思いますし、日本の消費者のメディア消費習慣に新たな光を当てることを楽しみにしています。」