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英ガーディアン傘下の世界最古の日曜紙オブザーバー、ネットメディア企業に身売り交渉へ

オブザーバー 売却
英ガーディアン・メディア・グループ(GMG)は、世界最古の日曜紙オブザーバーをネットメディア企業のトータス・メディアに売却する独占的な交渉を進めていることを両社が明かしました。

1791年創刊のオブザーバーは、世界最古の日曜紙として作家ジョージ・オーウェルが寄稿したことでも有名だが、近年は紙の発行部数減少に直面していました。

一方のトータスは、英紙タイムズやBBCの幹部を務めたジェームズ・ハーディング氏が2019年に設立した、新興のネット系メディアです。トータスによると、協議内容には売却額とは別に同社が向こう5年で2500万ポンドを投資することも含まれているとのことです。

ハーディング氏は「オブザーバーは業界で最も名の知られた新聞の1つで、紙とデジタルの双方で将来性があるとわれわれは信じている。多くの愛読者と同様に、われわれもオブザーバーの報道の強みや心意気をたたえ、その独自性や不屈の精神を高く評価している」と述べています。


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