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GMOアドパートナーズとGMO NIKKO、オリジナルのDMPである「GMOプライベートDMP」をリリース

2014.10.30

GMOインターネットグループで総合ネット広告代理店事業を展開するGMOアドパートナーズ株式会社(代表取締役社長:高橋 信太郎 以下、GMOアドパートナーズ)並びにGMO NIKKO株式会社(代表取締役社長:橋口 誠 以下、GMO NIKKO)は、オリジナルのDMP(※1)である「GMOプライベートDMP」を、本日2014年10月30日(木)より提供開始いたします。

  「GMOプライベートDMP」は、企業が保有する顧客情報やWeb訪問履歴などのデータを分析してユーザーをセグメントし、その結果を様々なマーケティン グ施策に活用できるサービスです。GMOアドパートナーズとGMO NIKKOが持つ広告運用ノウハウと、GMOインターネット株式会社(代表取締役会長兼社長・グループ代表:熊谷 正寿 以下、GMOインターネット)が持つ高度なビッグデータ解析技術を合わせて開発されました。「GMOプライベートDMP」の運用・販売はGMO NIKKOが行い、GMOインターネットはGMO NIKKOと共同で運用に参加するほか、引き続き運用における技術支援を行います。
 (※1)DMPとは、データ・マネジメント・プラットフォーム(Data Management Platform)の略称で、様々なデータを取り込み、それを一元管理・分析して様々なチャネルのコミュニケーションに活用するためのツール。

【「GMOプライベートDMP」でできること】
■企業保有の顧客データと、Web行動データを統合
 性別・年齢、居住地、過去の購買履歴、過去の来店履歴といった企業保有の顧客データと、ページ閲覧履歴、Web内アクション履歴といったWeb行動データを名寄せ(統合)することで、ユーザーの特性をより詳細に明確化することが可能になります。

■名寄せしたユーザーデータを分析し、様々な条件でセグメント
 特性が詳細に明確化されたユーザーデータを分析し、様々な条件でセグメントすることができます。

■セグメントごとにWebコミュニケーションをコントロール
 各セグメントに応じてDSP(※2)を活用したターゲティング配信をするなど、異なるWebコミュニケーション展開をコントロールでき、個々のユーザーへより深化したコミュニケーションが可能となります。また「GMOプライベートDMP」は国内主要DSPと連携していますので、特定のDSPに縛られないWeb広告配信が可能です。

「GMOプライベートDMP」は、自社データ資産を有効活用することで、新規顧客の開拓はもちろん、既にご利用いただいている顧客のリピーター化や、インターネット上のユーザーをリアル店舗へ送客するO2Oなど、小売店やEC事業者をはじめ、顧客に関する課題を抱える全ての企業におけるマーケティング施策の質と効果を格段に高めます。
 (※2) DSP(Demand Side Platform)とは、広告のインプレッション(露出)が発生するたびに閲覧ユーザーの属性や広告の掲載面などの情報を分析し、より効果の高い広告枠のバイイング(仕入れ)から配信までを効率的に行う、広告主向け統合プラットフォーム。

<GMOプライベートDMP導入後のWeb広告配信最適化イメージ>
無題1

【「GMOプライベートDMP」の特長】
1.使いやすさ、わかりやすさにこだわったユーザーインターフェース(UI)設計

 「GMOプライベートDMP」は、システムに関する専門的な知識を持たない方でも簡単に操作・設定ができるインターフェイスに設計されています。例えば、ユーザーセグメント(※3)の設定は、性別や年齢といったユーザー属性、Webの閲覧履歴や購入履歴など、様々な条件を組み合わせるため複雑になりがちですが、「GMOプライベートDMP」ではドラッグ&ドロップで直感的に設定することが可能です。
 (※3) ユーザーセグメント:性別、年齢といったユーザー属性データ、また、いつどのページに訪れたか、いつどの商品を購入したか、といったユーザー行動データなどを元に、ユーザーをグルーピングしたもの。

<ユーザーセグメント設定画面イメージ>
その2

2.Web広告配信へのスピード反映にこだわったデータ処理技術
 新たに作成したユーザーセグメント設定を、その日のうちに「GMOプライベートDMP」と連携しているDSPの広告配信に反映することができます。また、「ある一定期間に●回来訪したユーザーに広告を配信する」「コンバージョンしたユーザーを広告配信対象から外す」など、ユーザーの特定の行動が条件となる設定をした場合も、ユーザーが該当する行動をした瞬間にリアルタイムで広告配信に反映することが可能です。

3.トライアル導入からカスタマイズまで柔軟に対応可能なプラン
 「GMOプライベートDMP」では、トライアル導入に最適な「ビジネスプラン」、複数ドメインのデータ連動や詳細なセグメント設定が可能な「プロフェッショナルプラン」、大容量データに対応、かつ機能のカスタマイズが可能な「エンタープライズプラン」の3つの料金プランを用意し、クライアントのニーズに柔軟に対応します。
 プラン別の料金、提供サービス内容の詳細につきましては下記のサービス担当まで、または公式サイトの問い合わせフォームからお問い合わせください。

4.GMOインターネットグループの高度なビッグデータ処理技術、インターネットインフラ力を結集
 「GMOプライベートDMP」は、分散処理技術にオープンソースのHadoop(※4)+Impala(※5)を全面採用することにより、ビッグデータの高速処理を実現いたしました。これにより、「GMOプライベートDMP」に統合したデータを、マーケティング施策へと素早く活用することが可能になります。また、インターネットインフラのNo.1企業グループだからこそできる大規模、安全、かつリーズナブルなインターネットインフラ提供も「GMOプライベートDMP」の強みです。
 (※4) Hadoop:大規模データの分散処理を支えるデータ処理基盤。
 (※5) Impala:Hadoopのディストリビューション(配布)ベンダーClouderaが開発したHadoop用リアルタイムクエリエンジン。

【参考URL】
「GMOプライベートDMP」公式サイト:http://pr.gmopdmp.jp/

■Webマーケティング情報サイト「アド論」において、プライベートDMPに関する記事を連載中
 GMO NIKKOでは、プライベートDMPの理解を深め効果的な活用を行っていただくことを目的に、Webマーケティング情報サイト「アド論」(URL:http://ad-ron.jp)において、プライベートDMPの詳細情報や具体的・効果的な活用方法など、プライベートDMPついてより深く解説する連載記事を掲載しています。


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