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「GMOプライベートDMP」、連携先の拡大で総合的なWebコミュニケーション施策の実施が可能に

2015.4.20

~広告配信、メール配信、およびコンテンツマーケティング機能を強化~

GMOインターネットグループのGMOアドパートナーズ株式会社(代表取締役社長:橋口 誠)と、その連結会社で総合インターネット広告事業を展開するGMO NIKKO株式会社(代表取締役社長:橋口 誠 以下、GMO NIKKO)は、オリジナルのDMP(※1)サービスである「GMOプライベートDMP」(URL:http://pr.gmopdmp.jp/ )において、連携サービスを拡大して機能を強化するべく、大幅アップデートを本日2015年4月17日(金)に実施いたしました。
このアップデートでは、以下の3点で外部サービスとの連携を拡大しており、「GMOプライベートDMP」で得たセグメントデータをより効果的に活用した、総合的なWebコミュニケーション施策を行うことが可能となりました。

1)Cookie(クッキー) Sync(シンク)(※2)によるDSP(※3)連携開始 : より効果的なWeb広告配信が実施可能に。
2)メール配信ソリューションとの連携 : メールマーケティングでセグメントデータの効果的な活用を促進。
3)LPO(※4)ツールとの連携 : 表示するコンテンツの最適化を行うコンテンツマーケティングに、セグメントデータの活用が可能に。

GMO  DMP

【主なアップデート内容】
「GMOプライベートDMP」とは、ユーザーのWeb上における行動データと、自社が保有する顧客データを分析し、ユーザーを簡単かつ正確にセグメントし、効果的なマーケティング施策を実施可能にするサービスです。「GMOプライベートDMP」で抽出されたセグメントデータは、広告配信やメール配信などの連携サービスや外部のサービスで利用でき、その効果をより発揮させるために活用いただけます。この度、より幅広いマーケティング施策で効果的にセグメントデータを活用いただけるよう、大幅なアップデートを行いました。

1)Cookie SyncによるDSP連携開始
「GMOプライベートDMP」は、国内主要DSPとサービス連携しており、特定のDSPに縛られないWeb広告配信が可能です。これまでは、ユーザーがサイトを訪れた際に関連するタグを呼び出し、それに紐付けられたセグメントデータを連携DSPに受け渡すpiggy(ピギー) back(バック)という連携方式のみでしたが、この度開始したCookie Syncによる連携は、DSPの持つCookie情報(Webサイトのアクセス履歴、ログインIDなどのユーザー情報)と「GMOプライベートDMP」のセグメントデータを即時に同期することができます。これにより、従来の連携方法に比べてセグメント作成からDSPによる広告配信までの時間が大幅に短縮されるほか、より精度の高いターゲティングを行うことができます。
まずは、フリークアウト株式会社の「FreakOut」と株式会社スケールアウトの「ScaleOut DSP」、GMO NIKKOの「GMO DSP」の3サービスとの連携方法をCookie Sync連携へと切り替え、今後も順次Cookie Sync連携DSPを拡大してまいります。

GMO DMP

2)メール配信ソリューションとの連携開始 ~ より効果的なメール配信が可能に ~
これまで、「GMOプライベートDMP」で作成したセグメントデータをメール配信に活用するには、対象となるデータをエクスポートし、利用しているメール配信ツールの仕様にデータ形式を編集し直すなどの煩雑な作業が必要でした。そこで、メールマーケティングへの活用をさらに促進するべく、エクスペリアンジャパン株式会社のメール配信ソリューション「MailPublisher Smart」との連携を開始いたしました。これにより、「GMOプライベートDMP」で作成したセグメントデータをシームレスに「MailPublisher Smart」へ受け渡すことが可能になり、ユーザーのWeb行動履歴や購買履歴などに応じた最適なパーソナライズメールを簡単に配信することができます。

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3)LPOツールとの連携開始 ~ コンテンツマーケティングでの活用が可能に ~
ECサイトやサービスサイトなどのWebサイトは、お客様であるユーザーにファンになってもらうためのコンテンツマーケティングが重要となります。そのための施策の一つに、ユーザーがアクセスした際に、そのユーザーに対して価値のある最適なページ(コンテンツ)を表示する、LPO施策が挙げられます。
そこで「GMOプライベートDMP」では、より効果的なLPO施策を実施していただけるよう、データアーティスト株式会社のLPOツール「DLPO」との連携を開始しました。これにより、「GMOプライベートDMP」で作成したセグメントデータをシームレスに「DLPO」へ受け渡すことができるので、ユーザーのWeb行動履歴や購買履歴、趣味嗜好などに応じたより効果的なコンテンツの出し分けが可能となります。

<GMOプライベートDMPアップデート後の機能イメージ>
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※「GMOプライベートDMP」では、個人を特定できる情報は一切収集しません。
※データの取得範囲は導入企業の所有するWebページおよび導入企業の保有するデータとなっており、導入企業間相互、およびGMOインターネットグループとのデータの共有は行っておりません。

【エクスペリアンジャパン株式会社について】(URL:http://www.experian.co.jp/
1999年12月に設立。2012年11月にエイケア・システムズ株式会社、株式会社アルトビジョン、Experian Japan K.K.の3社が合併し、社名をエクスペリアンジャパン株式会社に変更。マーケティングサービス、ビジネスインフォメーションサービス、意思決定分析サービスを軸に、グローバル情報サービス企業であるエクスペリアングループの強みを生かして事業を展開しています。また、クロスチャネルに対応するマーケティングオートメーション、最先端のマルチデバイス対応メールマーケティングソリューション、金融機関向け与信戦略管理/不正対策ソリューション、海外企業調査レポートなどを提供しています。

【データアーティスト株式会社について】(URL:http://www.data-artist.com/
データアーティスト株式会社は、LPO事業を軸として2013年8月に設立され、「お客様が“ひらめき”=“アート”に集中できる環境の構築」をスローガンに、400社を超えるLPOツール導入の実績で培ったノウハウと技術力を背景にデータサイエンスを追求し、データドリブンなマーケティングコンサルティングとソフトウェア提供を行っています。

■Webマーケティング情報サイト「アド論」において、プライベートDMPに関する記事を連載中
GMO NIKKOでは、プライベートDMPの理解を深め効果的な活用を行っていただくことを目的に、Webマーケティング情報サイト「アド論」(URL:http://ad-ron.jp)において、プライベートDMPの詳細情報や具体的・効果的な活用方法など、プライベートDMPについてより深く解説する連載記事を掲載しています。

【用語集】
(※1)DMP データ マネジメント プラットフォーム(Data Management Platform)の略称で、様々なデータを取り込み、それを一元管理・分析して様々なチャネルのコミュニケーションに活用するためのツール。
(※2) Cookie Sync 複数の異なるWebサイトがそれぞれ保有するCookieを同期させることで、Cookieを元にしたオーディエンスデータを統合する仕組みのこと。これにより、「GMOプライベートDMP」が持つユーザー情報とDSPが持つユーザー情報の中から同一人物を特定し、それぞれのデータを同期させることが可能となります
(※3) DSP デマンド サイド プラットフォーム(Demand Side Platform)の略称で、広告のインプレッション(露出)が発生するたびに閲覧ユーザーの属性や広告の掲載面などの情報を分析し、より効果の高い広告枠のバイイング(仕入れ)から配信までを効率的に行う、広告主向け統合プラットフォーム。
(※4)LPO ランディング ページ オプティマイゼーション(Landing Page Optimization)の略称で、検索結果や広告をクリックして最初に表示される、Webページ(ランディングページ)を最適化すること。


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