ツイート

このエントリーをはてなブックマークに追加

↑PAGE TOP

ミンカブ、25年3月期3Qは赤字拡大で通期も赤字見通しに転落 配当も無配へ

ミンカブ・ジ・インフォノイド
ミンカブ・ジ・インフォノイドは、25年3月期3Qの決算を発表しました。売上高が7,010,975千円(前年同期比1.6%減)、営業損失は985,713千円(前第3四半期連結累計期間は319,747千円の営業損失)、経常損失は1,044,928千円(前第3四半期連結累計
期間は367,342千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は971,046千円(前第3四半期連結累計期間は204,207千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は△106,697千円(前第3四半期連結累計期間のEBITDAは559,271千円)となりました。赤字幅が拡大しました。

メディア事業において引き続き広告市況の回復の鈍さから、ディスプレイ広告、アフィリエイト広告を中心に売上が減少したことに加え、収益多様化策として推進したコンテンツ事業(報告セグメントとしてはメディア事業に含めております)においてイベント収支が多額の赤字を計上する結果となりました。また、ソリューション事業においては、スポット案件の減少等があり、売上は前年同期を下回りました。

併せて、通期の同損益を従来予想の11億円の黒字から20.3億円の赤字(前期は7.9億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなりました。会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の13.8億円の黒字から17.4億円の赤字(前年同期は5.1億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算となります。

業績悪化に伴い、従来26円を計画していた期末一括配当を見送り、6期ぶりに無配転落(前期は26円)とする方針としました。

直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は7.5億円の赤字(前年同期は0.9億円の赤字)で、赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-3.0%から-32.2%に急悪化しました。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加