博報堂DYメディアパートナーズ、データクリーンルームとAIを組み合わせた広告効果分析の新機能を開発
2025.3.19
博報堂DYメディアパートナーズは、プラットフォーマーの保有するデータクリーンルーム(DCR)とAIを組み合わせ、広告効果の高いユーザー属性を分析する新機能を開発しました。これにより、プラットフォーマーごとに異なるターゲットセグメントを共通化し、精緻な配信分析が可能になります。
新機能の概要
今回追加された新機能は、「属性分析機能」と「セグメント共通化機能」です。
属性分析機能
DCRとAIを組み合わせることで、デジタル広告の配信データを活用し、従来よりも高度な広告接触者の属性分析を実現します。これにより、多様化したターゲットを高解像度に可視化できます。
- ターゲット戦略への活用:
- 性年代やメディア利用傾向、特定商材の利用シーンを含む精緻なペルソナを作成し、マーケティング全体のターゲット戦略に活用できます。ターゲットに応じたクリエイティブ内容の最適化やインフルエンサーのキャスティングも可能です。
- 最適なメディアプラニングへの活用:
- ユーザーのメディア利用傾向データを基に、最も相性の良いプラットフォーマーを分析し、広告主ごとの業種や商材に応じた最適なメディアプラニングを実現します。
- 広告配信への活用:
- プラットフォーマーの特性に応じたカスタマイズされた広告配信を実現し、広告の配信結果の分析から最も高い広告効果を得るためのターゲティングに関する示唆を得ます。
セグメント共通化機能
Hakuhodo DY ONEの「AudienceOne®」を用いることで、各メディアのターゲットセグメントを共通化します。これにより、広告接触ユーザーと非接触ユーザーのCVリフトを共通する対象の中で計測し、メディア間のバラつきを抑えた精緻な可視化と予算アロケーションの最適化が可能になります。