博報堂DYMPとHakuhodo DY ONE、MMMとして国内で初めてAmazonデータと連携開始
博報堂DYメディアパートナーズと株式会社Hakuhodo DY ONEは、マーケティング投資対効果を最大化するソリューション“Analytics AaaS”において、マーケティング・ミックス・モデリング(以下MMM)では国内初となるAmazon MMMフィードとの連携を開始しました。Amazon Adsが提供する集計データと博報堂DYグループの所有する集計データを相互分析することで、Amazon内の購買にいたるまでのメディアやマーケティング施策の、包括的な影響を把握することができます。これにより、Amazonでの売上を最大化するAmazon内外の施策の統合的評価・最適化が可能になります。また、このアプローチは個人を特定しないデータを活用することで、プライバシーを担保した分析手法となります。
今回のアップデートでは、Amazonが所有する購買・流通経路の集計データと、博報堂DYグループが所有する広告出稿・環境要因の集計データを分析することで、個人情報を取り扱うことなくAmazon内の購買にいたるまでのメディアやマーケティング施策の効果を把握することが可能です。また、Amazon内の施策(Amazon Adsの最適配分等)や、Amazon外の施策(テレビ広告やクチコミ、季節性要因等)によって生じるAmazonへの自然流入も含めて、Amazonでの売上要因をMMMで明らかにすることができます。これにより、Amazonでの売上を最大化するための統合的評価・最適化が可能になります。
提供可能な分析内容
①Amazonでの売上のうち、オーガニックの売上とマーケティング施策による売上の識別・予測
②Amazonでの売上に対して、認知施策(TVCMや動画広告等)が与える影響の評価・予測
③Amazonでの売上に対して、Amazonの各セール(AmazonブラックフライデーやスマイルSALEなど)が与える影響の評価・予測
上記の分析結果を踏まえたプラニング活用例
①Amazonでの売上を最大化する最適広告予算配分
②Amazonでの売上が伸びやすい期間やセール期に合わせたAmazon Adsの出稿計画の立案
③Amazon Ads予算を変更したときの、販売個数とROASシミュレーション
④TVCMやPRなどのAmazon外施策と連携したキャンペーンの立案