博報堂、デジタルIDシステム「World ID」を活用した地域活性化プロジェクトを岡山市で開始
2025.3.21
博報堂は、岡山県岡山市の奉還町商店街振興組合、協同組合西奉還町商店会、株式会社KAMP.とともに、「World・奉還町商店街プロジェクト」を2025年3月15日より提供開始しました。
プロジェクトの背景と目的
博報堂は2024年10月に、Tools for Humanityと提携し、オンライン上で個人のプライバシーを守りながら人間であることを証明できるデジタルIDシステム「World ID」の国内サービス拡大に取り組んできました。今回のプロジェクトは、地域経済や地域コミュニティの活性化を目的として、岡山市の代表的な商店街である奉還町商店街で「World ID」を活用し、新たな地域内消費の創出を目指します。
プロジェクトの概要
- World ID登録:実在する人間であることを証明するための専用デバイス「Orb」での認証が必要です。岡山県では、奉還町のカフェ「KAMP」にOrbが設置されています。
- 登録ユーザーの特典:商店街の120店舗で限定クーポンの取得など、デジタルとリアルが融合した新しい体験を提供します。
- 安全で信頼性の高いデジタルID体験:利用者と参加店舗は、安全で信頼性の高いデジタルIDを体験できます。
今後の展開
博報堂は、本プロジェクトを通じて得られる知見を活かし、他地域でも自治体や商店街と協力して展開していくことを検討しています。