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博報堂DY HD、脳内の電気的活動を高精度に推定可能な量子インスパイアドアルゴリズムを開発

博報堂DYHD
博報堂DYホールディングスのマーケティング・テクノロジー・センター(MTC)は、脳磁場データから脳内の電気的活動を高精度に推定可能な新しい量子インスパイアドアルゴリズムを開発し、その有効性を実証しました。

この取り組みは、blueqat株式会社、東京科学大学荒井慧悟准教授と連携して進められ、画像分野で実績のあるU-Netと呼ばれるニューラルネットワークをベースとする脳磁場データから脳内の電流双極子を推定する新しいモデルを開発。本モデルは、量子インスパイアド技術であるテンソルネットワーク技術を活用したもので、将来的に大規模な量子ゲート型コンピュータが実用化された際には、本技術を直接応用することが可能です。

本技術は、脳と外部機器との間で直接的に情報をやり取りするBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)の実現に向けて重要な一歩となります。MTCは今後も、広告・マーケティング領域における量子コンピュータの活用可能性を探求し、将来的な量子ソリューション開発に必要なノウハウを蓄積していくとしています。


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