まとめ:Appleのプログラマティック市場参入について
Appleがいよいよプログラマティック市場に本格参入するというニュースが話題となりました。
そこで、現段階で公開されているリリースや記事をまとめました。
まずは、11/19にRubicon ProjectがAppleとプログラマティックバイイングプラットフォーム分野において、提携をしたというプレスリリースが発表されました。
//rtbsquare.work/?p=5514
ちなみに、BusinessInsiderによると、Rubicon Projectがこのプレスリリースを出した後、
すぐにこれを削除したという話も出ており、当然ですが発表タイミングには非常に神経を使っていた内容であったとも考えられます。
http://recode.net/2014/11/19/apple-looks-ready-to-automate-its-iads-business/
※現在は正常にリリース内容は掲載されています。
このリリースでは、iAdのプログラマティックバイイングのプラットフォームをRubiconの技術をベースにアップデートするという内容が記載されておりました。
その後、11/21に続々とiAdと接続をするDSP等のベンダーからリリースが相次ぎました。
そして、Appleの公式ページにもプログラマティックバイイング参入についてのリリースが掲載されました。
http://advertising.apple.com/news/
以下がAppleが発表したベンダーです。
Rubicon Project
MediaMath
The Trade Desk
GET IT Mobile
Accordant Media
Adelphic
AdRoll
※Adelphic以外は、Appleとの連携についての発表を行っています(2014年11月26日時点)。
iAdは、自動バイイングプラットフォームのiAd WorkbenchのAPIをアップデートすることで、
プログラマティックチャネルへ変わり、今回接続を発表した様々なプラットフォームからの買い付けが可能になるとのことです。
急拡大するモバイルのプログラマティックバイイングですが、さらに加速することになりそうです。