Ziff Davis、CNETなど傘下メディアで15%をレイオフ

米メディア大手のZiff Davis社が、CNETやZDNet、PCMag、Mashableなどの傘下メディアで、労働組合に所属する従業員の約15%、計23人をレイオフすることが明らかになりました。
今回のレイオフの大部分はCNETに集中しており、19人が職を失うことになります。対象はCNETの金融、ブロードバンド、睡眠に関する取材チームや校正デスクなどで、Lifehacker、Mashable、ZDNetでも少数のスタッフが影響を受ける見込みです。
Ziff Davisクリエイターズギルドのユニットチェアであるアンナ・イオヴィン氏は、「これらの削減はジャーナリズムのためではなく、金銭的な理由や強欲さに基づいている」と批判し、特に校正者やファクトチェッカーの削減に懸念を示しています。「取材分野が削減されるのは非常に痛ましいことです。中には何十年もの経験を持つ記者もおり、その経験が失われることになります」と述べました。
Ziff Davisは2025年だけでTheSkimmやWell+Goodなど5社を買収しており、CNETも2024年に1億ドルで買収しています。同社は今回の件についてコメントを控えています。
CNETは前オーナーのRed Ventures時代に、AIが執筆した誤りだらけの記事を無断で掲載し、批判を浴びた過去があります。その後、編集長の辞任やレイオフ、組合結成などの混乱が続き、現在はZiff Davis傘下の労働組合に統合されています。
労働組合側は「CNETがAIスキャンダルで傷ついた評判を回復しようとしているこの時期に、人間による報道の信頼性をさらに損なうZiff Davisの決定は憂慮すべきだ」と声明を発表しました。また、「私たちは単なるコストではない。昨年強固な団体交渉協定を勝ち取ったばかりであり、引き続き高品質な記事を読者に届けるために戦い続ける」としています。











