博報堂DYホールディングスとMESON、徒歩移動中のAR体験に関する実証実験実施
2025.8.19

博報堂DYホールディングスのマーケティング・テクノロジー・センターと空間コンピューティング技術を活用した体験デザインとプロダクト開発を行う株式会社MESONは、都市空間を徒歩移動中のAR情報提示に関する実証実験を実施しました。
徒歩移動中の視覚的情報提示体験を「モーション・サイバービューイング」と定義し、ARグラスが普及した未来の都市空間におけるマーケティングコミュニケーションでどのように活用が期待されるか仮説構築・検証を行い、AR情報の表示方法(ARナビゲーションとARコンテンツ)が、都市体験においてそれぞれ異なる役割を担いつつも、互いに補完し合う重要な要素であることが明らかになりました。
この成果に基づき、博報堂DYホールディングスはARグラスを通じた誘導デザインおよび誘導中に表示するARコンテンツに関する技術の特許を取得しました。
今回の実証実験では、先行研究の調査を踏まえ、都市空間におけるARナビゲーションとARコンテンツがユーザーの能動的な情報接触行動に影響を与えると仮説を設定し、ユーザーがARグラスをかけてARナビゲーションを見ながら徒歩移動中、道中にあるARコンテンツへ能動的に情報接触する仕組みについて重点的に検証。さらにユーザーの能動的な情報接触を促進する要因としてARナビゲーションとARコンテンツそれぞれの「情報量」と「デザイン」がどのような影響を与えるのか、2つの仮説について検証を行いました。












