電通ら4社、高齢者みまもりネットワークの構築に関する実証事業を開始
2025.11.4

電通、MIKAWAYA21株式会社、株式会社Goolight、となみ衛星通信テレビ株式会社は、総務省のデジタル技術を活用した地域課題解決の取り組みを総合的に支援する「地域社会DX推進パッケージ事業」に採択され、「WiFi7/WiFiセンシングを活用した地域ICTみまもりネットワークの構築と面的導入」の実証事業を全国5地域で10月から開始しました。
WiFiの次世代規格であるWiFi7およびWiFiセンシング技術を活用し、シニアの活動状況や運動・認知機能の変化を把握し、早期の介護予防や孤独死の防止を図るほか、災害時に在宅確認や避難支援を可能にする仕組みの構築を目指します。
本実証事業では、高齢者世帯へのWiFiセンシングの導入やスマートホーム環境の整備を進め、生存確認や外出などの活動状況、睡眠状況などを確認。取得した活動データをAIで分析したり、CRMとの連携で通知・対応履歴を管理したりすることで、地域全体でみまもり体制を支援します。
同社らは今後、全国への展開も視野に、高齢者みまもりのための持続可能な地域ICTネットワークの構築と、自治体の負担軽減につなげるモデルの構築を目指していくとしています。









