DACのLINE ソリューション「DialogOne」、「友だち可視化機能」を強化し自由なターゲティングを実現
従来のアンケートによるセグメント配信を管理画面上でシームレスにできる機能を追加
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長COO:島田 雅也、東証JASDAQ 証券コード:4281、以下 DAC)は、LINE ビジネスコネクト(※1)に対応した「DialogOne(※2)」において、企業が保有する顧客データベース(以下DB)との連携を行わずに、友だちの属性や嗜好性を可視化できる機能を強化し、LINE上でのアンケートによるメッセージのセグメント配信のシームレス化を実現しました。
サービス拡充の背景
DialogOneでは、サービス提供開始以後、さまざまな機能によって、多くの企業のマーケティング活動を支援してまいりました。本ソリューションで好評を得ている機能の1つに「友だち可視化機能」があります。中でもご利用の多い「アンケート機能」では、LINE ビジネスコネクトを活用したアカウントの友だちに対してアンケートを実施することで、アンケート結果に基づいたセグメント配信を行うことが可能です。これにより、DialogOne利用企業はDBとの連携を行わなくても、さまざまな切り口でセグメントを作成し、メッセージを配信することができます。しかし、毎回アンケート画面の制作を行う必要があり、アンケート実施までに1週間程度の時間を要していました。
そこで、このたびDACは、DialogOneの管理画面上にて広告会社や広告主自身でアンケート作成ができる機能を追加しました。これにより、企業は管理画面上での簡単な操作でアンケートを作成し、即時にキャンペーンを実施することが可能となります。
友だち可視化機能で作成可能なセグメント例
DialogOneでは、アンケート結果をはじめとした以下のような情報を元に管理画面上で友だちを可視化することで、セグメントを作成し、それらを組み合わせてメッセージを配信することが可能です。
1.アンケート結果
アンケートを用意しLINE上での友だちに対して実施することで、回答結果を活用したセグメント作成が可能です。
例)性別、年齢、興味のある商品
2.メッセージへのアクション
配信したメッセージに対するユーザーとのコミュニケーション状況によって、セグメント作成が可能です。
例)メッセージ開封有無、メッセージバナー・URLクリック有無(クリックした位置)
3.コンバージョン状況
配信したメッセージから、特定のアクションを行ったユーザーを抽出することが可能です。
例)サービス申込完了ページへの到達有無、キャンペーンページへの到達有無(間接コンバージョン)
4.メッセージ配信数
ユーザー単位でメッセージ配信数を管理していますので、過去の配信状況に応じたメッセージ配信ができます。例)過去1ヶ月間に5通以上の配信を行っているユーザーを配信先から除外
今後の展開について
「DialogOne」はこれまで、人工知能による会話機能追加、マルチスクリーン/マルチデバイスのキャンペーンを一元管理するマーケティングプラットフォームとの機能連携、スマートフォン向け販促プラットフォームとの連携、そしてデジタルギフト流通プラットフォームとの連携など、各種ツールやソリューションとの提携を行い、継続的に機能を拡大してきました。また、新たなプラットフォーム「Facebook Messenger」にも対応し、欧米やアジアで利用者の多いメッセージングサービスへの対応も進めております。今後も積極的な機能拡充により、企業のマーケティング活動を支援してまいります。
(※1)「LINE ビジネスコネクト」は、LINE株式会社がアカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービスです。「LINE ビジネスコネクト」を活用することにより、従来の企業公式アカウントのような、LINEユーザーへの一方通行のメッセージ配信だけでなく、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージを送り分けることができるようになります。さらに、ユーザーの同意のもと、企業の持つ既存のデータベースや、自社システムとLINEアカウントを連携させることで、メッセージ配信ツールとしての域を超え、顧客管理(CRM)ツールや、業務ソリューションツールとしての利用も可能になります。(LINEでは、LINEアカウントに紐付いた各企業の顧客データを保持することはありません。)
(※2)DACが提供する「DialogOne」はLINE ビジネスコネクトに対応しており、広告主が保有する顧客情報とLINEのアカウント情報などを掛け合わせ、LINE公式アカウントをより高度に活用することができるメッセージングサービス管理ソリューションです。これにより、ユーザーひとりひとりに適したメッセージを配信し、One to Oneコミュニケーションを実現します。http://dialogone.jp/