電通、母親視点で企業のマーケティング活動を支援する「ママラボ」をアジア太平洋地域へネットワーク展開
2017.9.7
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)は、母親視点から企業のマーケティング活動を支援するチーム「ママラボ」をアジア太平洋地域でも展開し、各拠点をつなぐネットワークを構築することで、顧客企業ニーズに対応していきます。
「ママラボ」を当社海外本社「電通イージス・ネットワーク」の新事業として位置付け、まずは月内にシンガポール、インドネシア、フィリピン、台湾の4市場でローンチし、年内にはタイにも展開していく予定です。
電通は、2009年3月、東京本社内に「ママラボ」を設置し、独自の消費者研究データやメソッドをベースに、母親視点での企業マーケティング支援サービスを提供してきました。ママラボのサービスは、「ママの本音」や家族へのインサイトに基づくコンサルティング、ママ・家族向けの商品・ブランドの開発、販売チャネルやメディアの開発、キャンペーンの提案・実施、レポートや書籍の刊行など、コミュニケーション全般にわたります。
そして2014年には中国、15年にはインドへも展開し、小学生以下の子供を持つ母親と家族に関する環境変化の予測や、次世代家族市場の開拓に向けたマーケティング支援を実行してきました。
今後は各地の「ママラボ」が、電通ならではのマーケティング手法とも言える”ママの、ママによる、ママのためのモダンマーケティング”を推進していきます。
電通イージス・ネットワークでは、このネットワーク展開に向けて、すでに独自のアジア消費者データ「SenseAsia」(センスアジア)を活用した戦略プランニングツール「MamaNavi」(ママナビ)を開発しています。これにより、個別市場はもちろん汎アジア全地域で、戦略立案から実施にいたるマーケティング・ソリューションの提供が可能となり、顧客企業とママたちのエンゲージメント強化に更なる貢献ができるものと考えています。