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ヤフー、企業・IPデータを活用した新たなBtoBターゲティング広告の提供を開始

2018.10.25

Yahoo! JAPANのデータと、ランドスケイプ社保有の企業データ・IPアドレスを掛け合わせることで高精度な法人向け広告配信を実現

ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、株式会社ランドスケイプ(以下 ランドスケイプ)が保有する全国820万拠点、国内拠点網羅率99.7%の日本最大級の企業データベース「LBC」(※1)を活用した、新しいBtoBターゲティング広告の提供を本日より開始しました。

本サービスは、Yahoo! JAPANの検索や閲覧サイトの履歴、Yahoo!ショッピングの購買履歴と、ランドスケイプの保有する企業の業種や規模(売上高、従業員数など)の企業データ、さらに企業データに紐付いたIPアドレスを掛け合わせることで、特定の業種や企業、その中でも「プロジェクターを過去に検索」など、ニーズに合わせてより精度高く広告を訴求することが可能になります(図1)。
ヤフー B2B

データを用いたデジタルマーケティングとして定評のあるDMP(Data Management Platform)(※2)を用いたターゲット広告配信は、マーケットに存在する潜在顧客に広く広告をリーチすることを可能にしました。しかしながら、デジタルマーケティングにおけるBtoBターゲティングは、インターネットサービスでの行動(検索や閲覧)などのデータからターゲット企業郡を特定することが難しく、BtoCのターゲティングと比較すると難易度が高いことや、ターゲティングの精度を求めるほど大規模なリーチが取れない、といった課題がありました。

その課題に対して、本サービスは、IPアドレスを用いることで、広告を訴求したいターゲット層のデバイスが職場なのか、職場以外なのかを推測することができ、「LBC」が保有する企業データを掛け合わせることで、BtoBの広告訴求が高い精度(※3)で可能となります。

例えば、本サービスの実証実験を、エプソン販売株式会社(以下、エプソン販売)が2018年5~6月に実施したプロジェクターの広告プロモーションで行った結果、広告パフォーマンス(CTRは約1.81倍、CPCは-42.3%に改善)は約3.15倍となり、エプソン販売のサイトでの離脱率は10ptほど改善しました。

Yahoo! JAPANは、広告主にとって効果効率性の高いソリューション開発に努め、今後もマーケティングソリューション事業を推進してまいります。

※1:ランドスケイプが日本全国の事業所に11桁の管理
コードを採番した法人データです。業種や売上高、利益、従業員数、固定IPアドレスなど豊富な企業の属性情報を紐付けて一元管理しています。取引先データを「LBC」と掛け合わせることで、高精度なターゲティング広告を可能にします。
「ランドスケイプ」ウェブサイト(外部リンク)
※2:インターネット上に蓄積された検索・閲覧・購買など、さまざまな情報のデータを管理するためのプラットフォーム
※3:Yahoo! JAPANで、オフィス機器の興味関心層を推定した場合、Yahoo! JAPANのデータに「LBC」のデータを加えることで予測精度が1.36倍になりました。(Yahoo! JAPAN調べ)

https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2018/10/24a/


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