Apple、アプリの追跡許可選択(ATT)を次のiOS14.5からリリースか
2021.2.2
iOS14から実装されるとされていたアプリの追跡許可選択である「App Tracking Transparency」のフレームワークですが、依然として日程不明の延期状態が続いており、広告業界全体として動向を見守る状態が続いています。
そんな中、Apple(アップル)は、1月28日の「データプライバシーデー」に公式ブログにおいて、iOS 14/iPadOS 14/tvOS 14の次のベータ版にて、アプリによるユーザーのトラッキング許可の選択を開始すると発表しました。
1月26日にiOSの最新バージョンとなるiOS14.4がリリースされたばかりですので、次のベータ版となるとiOS14.5からなのではないかと考えられています。ただ、iOS14.5のリリース日はまだ不明であるため、日程の見通しがつかないことには変わりはありません。
一方で、Googleはすでに自社のiOSアプリにおいては全面的にIDFAを取得しない方針を表明し、アプリの追跡許可選択の画面は表示させないという方針を発表しており、対応は各社大きく分かれそうです。