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エレベーターデジタルサイネージを提供する東京社、シリーズAで3.6億円調達

デジタルサイネージ 東京

エレベーター向けデジタルサイネージを開発する株式会社東京は、更なる事業拡大に向けて、既にジョイントベンチャー「spacemotion株式会社」を共同で設立し事業展開しているパートナーである、三菱地所株式会社をリード投資家、また既存投資家であるXTech Ventures株式会社及びエンジェル投資家を引受先とする第三者割当増資を先般実施し、総額3.6億円の資金調達を実施しました。

資金調達の背景・目的

株式会社東京は、エレベーターホールサイネージである『東京エレビGO』を、東京都心部のオフィスビルを中心に合計600台以上設置しており、2021年12月末までに累計2000台の設置を目標としています。

調達資金は主に機器設置費用・営業費用に充当し、より多くのオフィスビルの物件価値向上をめざします。また、放映コンテンツ開発および都心オフィス環境に特化した他メディアとの連携にも注力し、視聴者の方々にとって有益なコンテンツ配信を進めてまいります。
今後、オフィスワーカーの方々が情報に触れるタッチポイントを増やし、成長産業であるデジタルサイネージ業界をより一層活気溢れるものとすべく邁進してまいります。

なお、当社は2019年11月に三菱地所と合弁会社【spacemotion株式会社】を設立し、日本初となる“エレベーター内プロジェクション型メディア事業『エレシネマ』“を展開しており、東京エレビGOと連携しながらエレベーター外・エレベーター内の両面から顧客体験の向上を目指しております。

既存投資家からのコメント

(XTech Ventures 代表パートナー 手嶋浩己)
前回ラウンドに引き続き、追加投資させていただきました。数年前に最初話を聞いた時は「東大の院生たちが飛び込み営業しまくってエレベーター広告市場を開拓している」ことに凄みを感じました。前回ラウンドでリード投資させていただき、その後三菱地所様と先行してJV設立など共同事業の取組を開始、その成果をしっかり確認いただき、今回資本業務提携にまで発展させていただきました。エレベーター向けメディアという日本未開拓の巨大市場を圧倒的なエネルギー量でゼロから創造してきた東京の全メンバーをリスペクトするとともに、今後注目されるデジタルOOH市場の中で、キーとなる会社に成長していくと確信しております。

『東京エレビGO』とは

「東京エレビGO」は、エレベーターホールに展開する「無人コンシェルジュ」サービスです。エレベーターホールに無料で設置可能なスマートディスプレイを通じて、快適性向上のためのコンテンツ放映やビル管理者様のお知らせ配信を行い、ビルに訪れた方々をお迎えいたします。
誰でも簡単に使えるインターフェースからWeb上でコンテンツ配信・管理できる手軽さと、付加的な設備や長時間にわたる工事不要での設置を可能にする革新的な技術により、エレベーターホールの景色を変えるサービスを普及させてまいります。


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