ツイート

このエントリーをはてなブックマークに追加

↑PAGE TOP

電通グループと三井住友フィナンシャルグループ、合弁会社「株式会社SMBCデジタルマーケティング」を設立

株式会社SMBCデジタルマーケティング

電通グループは、三井住友フィナンシャルグループ(と共同で、金融ビッグデータを活用した広告・マーケティングサービス事業を営む合弁会社「株式会社SMBCデジタルマーケティング」を設立しました。なお、新会社は株式会社電通グループの持分法適用会社となります。

(1) SMBCデジタルマーケティング設立の背景
昨今の事業環境および個人の消費行動の急速な変化に伴い、企業におけるマーケティング領域のデジタル化は一層進み、より正確かつ信頼性の高いデータに基づく広告やマーケティングのニーズが高まっていくことが予想されます。

SMBCグループの個人のお客さまのニーズも、人生100年時代の到来やデジタル化・キャッシュレス化の進展の中で多様化・複雑化しています。そのような状況下、SMBCグループは、一人ひとりのお客さまのニーズや課題を理解したうえで、それらを解決する商品やサービスに出会う機会を提供する広告は有益なものであると考えています。

SMBCグループでは、これまでもお客さまの理解に努め、一人ひとりのお客さまに対して、ライフイベントや状況に応じた金融サービスを中心にご提案・ご案内していますが、お客さまのニーズ・課題は金融にとどまるものではありません。金融・非金融を問わず、広告というかたちでお客さまにとって有益とみられる情報をお届けすることは、お客さまの生活の質を高める新たな付加価値のご提供に繋がると考えています。

電通グループは、当社グループが持つ広告マーケティング、およびデジタル領域のソリューションの知見を活用し、SMBCグループと一緒に取り組むことで、この実現を目指します。また、知見の活用にとどまらず、SMBCグループとの合弁会社を設立することで、シナジーを最大化させ、持続的な成長を実現していきます。

なお、電通グループは、顧客企業と社会の持続的成長にコミットする「インテグレーテッド・グロース・パートナー」への進化を目的として、4つの新しい事業領域に注力した競争力強化を図っていますが、今回の合弁会社設立は、この全ての領域の強化を加速する取り組みであると考えています。

(2) SMBCデジタルマーケティングの事業内容
株式会社三井住友銀行が同社のお客さまからお預かりしている属性情報やご利用履歴などの情報を活用することにより、お客さまの潜在的な興味関心やライフスタイルを推測し、三井住友銀行アプリなどのチャネルでお客さまに適すると考えられる広告コンテンツをお届けしていきます。さらに、今後、電通グループとSMBCグループが持つ多様な知見・ノウハウを融合させることで、新しい広告配信先やサービスの開発等を推進して、お客さまに新たな付加価値を提供することに努めてまいります。

SMBCデジタルマーケティングが扱うお客さまの情報の取り扱いについて

SMBCデジタルマーケティングが三井住友銀行のお客さまの情報を利用する際には、厳格な管理の下、SMBCグループ内の共同利用の目的に限って利用します。また、個人情報が適切に管理されているか、弁護士等外部有識者も交えた定期的なモニタリングを実施いたします。なお、電通グループ各社および広告主である法人のお客さまへの個人情報の提供は行いません。

新会社の概要

社名: 株式会社SMBCデジタルマーケティング (英語表記 SMBC Digital Marketing, Ltd.)
所在地: 東京都千代田区丸の内一丁目3番2号
資本金: 1億円(資本準備金1億円)
出資比率: 株式会社三井住友フィナンシャルグループ66.0%、株式会社電通グループ34.0%
(新会社は三井住友フィナンシャルグループの連結子会社、電通グループの持分法適用会社となります)
役員: 代表取締役社長 高野 義孝、取締役副社長 大久保 卓哉、取締役 平手 佑季
設立日: 2021年7月8日
事業内容: (1)広告・マーケティング施策の企画・制作
(2)データ分析および広告配信に関する事業
(3)その他前各号に付帯又は関連する一切の事業


  • このエントリーをはてなブックマークに追加