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電通グループ、海外事業Global Chief Creative Officerにフレッド・レブロン氏が就任

フレッド・レブロン

電通グループは、連結子会社で海外事業を統括する電通インターナショナル社(Dentsu International Limited)のGlobal Chief Creative Officer(グローバル・チーフ・クリエイティブ・オフィサー、以下Global CCO)に、Fred Levron(フレッド・レブロン)氏が就任したことを発表しました。

フレッド氏は、電通インターナショナルにおいて、クリエイティブの分野を包括的に統括するとともに、電通インターナショナル傘下で世界トップ100の広告主の95社を顧客に持つ、世界のグループ内クリエイティブエージェンシーを統率します。具体的には、電通インターナショナルが世界で最も統合された広告エージェンシーとなるために、海外事業の全てのクリエイティブ・制作物や、電通インターナショナルの3つのサービスライン(クリエイティブ、メディア、CXM(顧客体験マネジメント))を跨ぐクリエイティビティの強化を主導します。

フレッド氏は20年以上のキャリアにおいて、世界最大のクリエイティブの祭典である「カンヌライオンズ※1」では13のグランプリと46のゴールドを含む200近くの賞を獲得し、「D&AD賞※2」においては3つのブラックペンシルズを獲得するなど、累計2,000以上の世界的な賞を受賞し、世界の広告業界のクリエイティブを牽引してきました。直近では、Drum誌が選ぶ2020年のGlobal Chief Creative Officerランキングと、世界的なクリエイティブアワードを主催するThe One Clubの2020年・2021年Global Chief Creative Officerランキングにおいて1位を受賞しています。

フレッド氏は、電通グループへの参画直前まで、インターパブリックグループ傘下のFCBにてWorldwide Creative Partnerとして、クリエイティブの改革を牽引し、2020年と2021年のカンヌライオンズでは同社に「ネットワーク・オブ・ザ・イヤー」をもたらしました。FCBの前職は、4度のエミー賞に輝いたロサンゼルスのエンターテインメントエージェンシーであるCAA Marketingで、クリエイティブの幹部として多くの実績を挙げました。また、それ以前の10年間は、Ogilvy Parisで、多数のポジションを経験しています。

電通グループは、フレッド氏の参画により、海外事業におけるクリエイティビティの強みをさらに洗練させ、全世界で提供する「Integrated Growth Solutions(インテグレーテッド・グロース・ソリューション)」の価値および競争力の一層の向上を実現していきます。

※1:カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(Cannes Lions International Festival of Creativity)は、規模の大きさ、審査員構成、入賞作品のレベルの高さなどから、数ある国際広告賞の中でも特に高い評価を得ている。
※2:D&AD賞は、英国に本部を置く非営利団体「D&AD(British Design & Art Direction)」が1962年に創設。その審査基準の高さから、”世界で最も受賞が困難なデザイン・広告賞”と評されている。


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