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LINEグループとTBS、韓国にWEBTOON(縦読みマンガ)の新会社を設立

2022.5.16

stuidotoon

LINE Digital Frontierの系列会社であり、韓国でシェア1位の電子マンガプラットフォーム「NAVER WEBTOON」を運営するNAVER WEBTOON Ltd.(本社:韓国、代表取締役社長:金 俊九(兼務))は、TBS、並びに、webtoon制作会社であるSHINE Partners(シャインパートナーズ)株式会社との3社合弁で、韓国にwebtoon制作の新会社「Studio TooN」を設立することで合意し、5月12日(木)に調印式を行いました。「Studio TooN」の代表取締役社長には、SHINE Partnersの岩本炯沢社長が就任します。

スマートフォンなどのデジタル機器での閲覧に適した、縦スクロールの電子マンガ形式「webtoon」は、日本、韓国をはじめ、欧米・東南アジアでも急速に市場を拡大しています。「NAVER WEBTOON」(韓国/NAVER WEBTOON Ltd.が運営する電子コミックサービス)で連載が開始された「女神降臨」は、2021年末時点で、全世界での累計閲覧数が53億回を超える大ヒットを記録しており、日本でもNAVER WEBTOON Ltd.の系列会社であるLINE Digital Frontier株式会社が運営する「LINEマンガ」においても累計閲覧数6億回を超える大人気作品となっています。

◆ 「NAVER WEBTOON」も所属する“WEBTOON worldwide service”(※)は世界No.1のIPコンテンツのプラットフォーム連合体

また、世界を席巻している韓国ドラマの原作としても、webtoonは今や欠かすことができません。世界中で大ヒットを記録している韓国ドラマ「Sweet Home -俺と世界の絶望-」「地獄が呼んでいる」「今、私たちの学校は…」なども、原作は「NAVER WEBTOON」や「LINEマンガ」が所属する“WEBTOON worldwide service”を通じて世界中で連載されているwebtoon作品であり、日本でヒットしている韓国ドラマも、webtoon作品を原作に映像化されたものが少なくありません。

今回、NAVER WEBTOON Ltd.は、TBS並びにSHINE Partnersと新会社「Studio TooN」を韓国に設立することで、日韓の優れたクリエイティブ力を結集してオリジナルの新作webtoon作品を開発、韓国の電子コミックプラットフォーム「NAVER WEBTOON」で連載し、さらにそれらの日本での映像化をTBSと積極的に進めてコンテンツの充実を目指していきます。

今回の「Studio TooN」の設立に関して、NAVER WEBTOON Ltd.代表取締役社長の金 俊九(キム・ジュンク)は、以下のようにコメントしています。
「webtoon作品は映像化されることで読者数がさらに大きく伸びる傾向にあります。今回、TBSという日本の映像制作のトップ企業と組むことができて非常に嬉しく思っています。webtoonをさらに発展させていけるよう努めて参ります。」

また、TBSテレビの佐々木卓社長は「webtoonという新分野へのTBSの挑戦を、韓国のみならず世界一であるNAVER WEBTOON社および日本での先駆者SHINE Partners社の協力を得て実現できることとなり感謝している。今後はwebtoonを原作としたTBSの映像作品にも期待して欲しい」と述べました。

更に、LINE Digital Frontier株式会社取締役の金信培(キム・シンベ)は、以下のようにコメントしています。
「日本国内でもwebtoon作品は大きな人気を集めており、グローバルなwebtoonプラットフォームの一員として、「LINEマンガ」も今後ともwebtoon原作のオリジナルIPビジネスを積極的に拡大していきたいと考えています。」

「LINEマンガ」と「NAVER WEBTOON」が所属する“WEBTOON worldwide service”は、マンガ市場のさらなる発展と活性化を目指し、引き続き様々な取り組みを強化していきます。

(※) “WEBTOON worldwide service”について
全世界に向け10カ国語でサービス展開する、電子コミックを中心としたプラットフォームの連合体。
各プラットフォームを合算したグローバルでの月間利用者数は8,200万、累計ダウンロード数は2億超、ひと月の流通額は100億円を超える、同市場で圧倒的世界1位の規模を誇る。
代表的なサービスは、LINEマンガ(日本)、NAVER WEBTOON(韓国)、WEBTOON(北中南米/欧州)、LINE WEBTOON(東南アジア)など。

新会社Studio TooN 概要

2022年5月設立、6月業務スタート予定。
本社所在地・韓国ソウル、代表取締役社長・岩本炯沢(いわもと けいた)
主な業務内容:電子マンガwebtoonの企画・開発・制作・版権管理。

「NAVER WEBTOON Ltd.」について

日本で「LINEマンガ」を運営するLINE Digital Frontier株式会社の韓国系列会社。
同社が運営する電子コミックサービス「NAVER WEBTOON」は、2004年、韓国を代表する検索ポータル「NAVER(ネイバー)」のサービスの一つとしてスタートし、従来のマンガ市場の創作と消費文化全般を革新し、新しい創作生態系(エコシステム)を創造してきました。 2017年5月に子会社として独立し、現在、“WEBTOON worldwide service”を通じて世界10ヶ国語で8,200万のユーザーにwebtoonの楽しさを提供しています。
NAVER WEBTOON原作の「女神降臨」、「地獄」(原題)、「今、私たちの学校は…」などが映像化されて人気を集めるなど、オリジナルのwebマンガ、web小説IPを基に映画、ドラマ、出版など多様な付加価値ある産業に事業領域を拡大しています。


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