DACとトーチライト、企業のECサイトとPinterestを連携するデータフィードコンサルティングサービスを提供開始
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)と株式会社トーチライトは、トーチライトが開発・提供するデータフィードマネジメントツール「seil(ザイル)Powered by Sherpa(以下 seil)」を活用し、企業のECサイトと、ひらめきを行動に変えるプラットフォーム「Pinterest」を連携するデータフィードコンサルティングサービスの提供を開始いたします。
EC市場の拡大とともに、GoogleやInstagramをはじめとした各プラットフォームにおいて、ショッピングやダイナミック広告の機能が次々とアップデートされています。Pinterestにおいても、2022年6月の Pinterestアドの提供開始以降、データフィード(商品リスト)を活用した広告メニューがリリースされるなど、その注目度はますます高まっています。
一方で、企業がショッピングやダイナミック広告を実施するには、プラットフォームごとに自社商品との連携を行う必要があります。各プラットフォームのフォーマットに合わせたデータフィードの生成や、データ取得のための高度なタグの実装など、企業にとっては導入・運用のハードルが高く、新機能のキャッチアップも課題となっています。
こうした課題を解決するため、DACの「CROSS COMMERCE Studio」では、トーチライトの「seil」(※)を活用し、プラットフォームを横断してショッピングやダイナミック広告のコンサルティングを一手に担うデータフィードコンサルティングサービスを提供しています。両社の強みを組み合わせた、Google、Criteo、Meta(Facebook/Instagram)、Yahoo! JAPAN、LINE、SmartNewsなどの、各プラットフォームにおけるパフォーマンス最大化を目的とする高度なソリューションとなっています。このたび、サービス対象として新たにPinterestを追加することにより、ソーシャルコマースの活用を支援する統合的なサービスをさらに強化します。
Pinterest向けサービスの概要は次の通りです。
①テンプレート機能による簡易なデータフィード連携
「seil」は、2020年からPinterestの「プロダクトピン」(検索結果や企業アカウントにECサイトの商品リストを掲載できる機能)に対応し、先行してサービスを提供してきました。そして2022年6月のPinterestアドの提供開始により各種広告フォーマットの需要が高まったことを受け、さまざまな企業とPinterestのデータフィード連携を容易にする「テンプレート機能」に対応しました。これにより、他のプラットフォームや自社ECとのPinterest連携を簡易に行えるほか、Pinterestの特徴に合わせ効果的なデータフィード連携を実現するオプション機能も有しています。
<Pinterest向け機能>
・Pinterestの仕様に合わせ簡易的に適用できるテンプレート機能
・サイトクローリングによるマスターデータの自動生成機能
・商品画像加工機能
・テキスト加工機能
②アカウント開設から運用・改善までのワンストップ支援
企業がPinterestで自社の商品を訴求するためには、「seil」(ツール)の導入だけではなく、アカウントの開設・データフィードやタグの実装などのオペレーションサービス、「プロダクトピン」を効果的に表示させ広告パフォーマンスを最大化するためのコンサルティングサービスが重要です。DACとトーチライトは、こうしたデータフィードの導入から運用までの全工程をワンストップで支援する体制を構築しています。