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カタリスト・データ・パートナーズ、コンテキスト広告システム「CONTEXTAD」の開始

カタリスト・データ・パートナーズは、コンテキスト広告システム「CONTEXTAD(コンテクスタッド)」を活用したマーケティング支援を4月18日より提供開始しました。カタリスト・データ・パートナーズ社は、KADOKAWA、講談社、集英社、ポプラ社ら4社から出資も受けております。

コンテキスト広告システム「CONTEXTAD」は、cookieを使用せずに、AIによるテキスト・コンテキスト解析を行うことによって、従来のターゲットリストではアプローチできなかった新たな顧客を獲得するコンテキスト広告システムです。「CONTEXTAD」は、TSUTAYAで取り扱う膨大な作品情報のテキスト解析によるマーケティングソリューションを提供しているカタリストと、AIによるコンテンツマッチを追求し、cookieを使用せずにコンバージョンの獲得や顧客嗜好を分析するコンテキスト広告「Candy」を提供しているスリーアイズが共同開発しました。

context

カタリストでは、この「CONTEXTAD」を活用し、cookieや広告ID等の個人情報 及び 個人関連情報を使わずに、プロモーションしたい作品の作品性と融和する類似作品や作品のあらすじ、レビューなどのテキスト情報を基に、AIによるテキスト・コンテキスト解析を行い、プロモーションしたい作品と親和性の高い新規顧客獲得のマーケティング施策を支援いたします。

従来のデジタル広告において使用されていた性・年代などのデモグラフィック情報では、主に提供者が仮定・想起したターゲティングリストでアプローチしているため、嗜好性が顕著に表れるエンタメ作品をユーザーに届ける際にミスマッチが起こっていました。また、昨今ではATT(Application Tracking Transparency)に代表されるユーザープライバシー機能の強化によってモバイルIDの取得が難しくなると共に、2024年には広告配信にcookieが利用できなくなるため、オーディエンスデータ自体の使用が大変難しい状況になることが予想されます。

「CONTEXTAD」では、プロモーションしたい作品の類似作品を抽出し、抽出した作品群のあらすじ、レビュー情報をテキスト解析することによって、商品・顧客・配信先の記事とのコンテキストをマッチングさせ、ターゲティングリストによるミスマッチを防ぐだけでなく、クリックしたログから顧客の嗜好性を可視化し、次のターゲットリストに活用することができます。
広告主の皆様は、プロモーション対象の商品タイトルや簡単なヒアリングシートを入力するだけで、類似作品タイトルや作品のあらすじ、レビューデータを解析したコンテキスト広告の配信が可能です。


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