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サイバーエージェント、23年9月通期業績は増収減益 株価は翌日上昇

サイバーエージェント

サイバーエージェントは、23年9月通期業績を発表しました。売上高が前期比1.4%増の7202億700万円、営業利益が同64.5%減の245億5700万円、経常利益が同64.1%減の249億1500万円、純利益が同78%減の53億3200万円でした。この結果を受けて、決算発表翌日の株価は上昇傾向にあります。

スマートフォン市場の成長を取り込む一方で、中長期の柱に育てるため、新しい未来のテレビ「ABEMA」への投資を継続し、売上高は増加、営業利益は減少、経常利益は減少、親会社株主に帰属する純利益は減少となりました。

 インターネット広告事業は、インターネット広告市場成長率以上の増収率を継続しシェア拡大につなげ、売上高は4053億7300万円(前年同期比7.6%増)、AI・DX分野への積極投資により、営業損益は183億1700万円の利益計上(前年同期比25.1%減)。

 ゲーム事業は、収益性の高いタイトルの減収により、売上高は1791億1900万円(前年同期比21.6%減)、営業損益は227億800万円の利益計上(前年同期比62.5%減)。

 メディア事業は、「ABEMA」の関連売上高が好調に推移し、売上高は1411億6300万円(前年同期比25.9%増)、第1四半期の「FIFAワールドカップ」の配信等への大型投資により、営業損益は115億2300万円の損失計上(前年同期間124億1900万円の損失計上)。

 2024年9月期の連結業績は、売上高が前期比4.1%増の7500億円、営業利益が同22.2%増の300億円を計画。


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