ツイート

このエントリーをはてなブックマークに追加

↑PAGE TOP

電通グループ、VRゲームの開発の「MyDearest社」に出資

電通
電通グループは、自社のR&D組織「電通イノベーションイニシアティブ」(以下「DII」)を通じて、VRゲームの開発・パブリッシングを手掛ける「MyDearest株式会社に出資しました。

生活者の生活様式・メディア接触方法は変化し続ける中で、ゲームは多くの年代、特に若年層において、友人と集う場としての認知が拡大し、メディアとしての価値が向上しています。特に、プレーヤーに高い没入感のある体験を提供するVRゲームは、ゲームデバイスの進化も伴い、更なる市場拡大が期待されています。そして、この拡大に合わせて、ゲームならではのユーザー体験価値とメディアとしてマーケティング効果の両立の追求が進んでいます。

マイディアレスト社は、自社VRアドベンチャーゲーム「東京クロノス」などのクロノスユニバース作品に加え、VR対戦アクションゲーム「Brazen Blaze(ブレイゼンブレイズ)」を展開する日本発のスタートアップです。自社ゲームの開発・パブリッシュ力がゲーム業界内で高い評価を得ている他、VRデバイスに限らないマルチプラットフォーム展開やコミュニティ形成を軸にしたメディアミックス展開を強みとしています。これによりVRゲームに留まらない複層的な事業を創出しており、ゲームや作品を一緒に長期的に育てていく熱量の高い多くのファンがいることからも、今後も新しいヒット作の登場が期待されます。

電通グループは今回の出資を機に、マイディアレスト社の強みであるプラットフォーマーおよびデベロッパーとの強力なリレーションやゲームの開発力・パブリッシュ力、コミュニティと共にゲームを育成する力と、電通グループの事業開発力やネットワーク、そして「XRX STUDIO(エックスアールエックス スタジオ)」※1や「dentsu gaming(電通ゲーミング)」※2の持つケイパビリティと掛け合わせることで、ゲームの共同開発やゲームという新しいメディアにおけるマーケティング価値の創出をグローバルで推進していきます。また、今後もこうした取り組みを通じて、顧客企業・パートナー企業との連携も深めながら提供価値を高度化し、新たなソーシャルメディアとも位置付けられるメタバースやゲームなどを含む3Dメディア市場のさらなる創造・拡大に貢献していきます。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加