電通グループ、AWSとの連携拡大し生成AIサービスによる顧客支援強化
電通グループは、アマゾンウェブサービス（AWS）との連携を拡大し、新たに同社の２つの生成AIサービスであるAmazon Bedrock（高性能な基盤モデルを選択できるフルマネージド型サービス）とAmazon SageMaker（機械学習のフルマネージド型サービス）を採用します。dentsuは、生成AIサービスの強化を通じて顧客企業の更なる事業成長とDXの推進を支援します。
dentsuのAI戦略では、セキュリティ、プライバシー、および責任あるAI（responsible AI）に関する高い基準の下、顧客企業の商品開発および業務改革の両面において、安全かつ汎用性の高いソリューションの提供を目指します。AIを活用したクライアント・キャンペーンの実施、業務工程の改善・高効率化、クリエイティビティの発揮など、これまでにも顧客企業の事業成長に寄与しています。
今回AWSとの連携によって新たに採用するAmazon BedrockとAmazon SageMakerにより、dentsu独自に開発するAIモデルに加えて、サードパーティ製AIモデルやオープンソースAIモデルについても、より容易かつ迅速に製品チームやエンジニアリングチーム全体に展開することが可能となります。世界中のテックコミュニティから生まれる最先端テクノロジーの活用に加えて、高性能な画像、マルチモーダル、テキストモデルの選択肢を提供するAmazon TitanなどのAWSの独自モデルの活用も可能となり、生成AIサービス機能を更に強化します。
この度のAWSとの連携拡大は、dentsuの日本事業においてデジタルマーケティングの中核企業である株式会社電通デジタルが担当しています。同社は、dentsuの米州、EMEA、APAC各地のクライアント・チームと連携し、グローバルに生成AIの活用を推進していきます。
