エイチーム、ヘッドレスCMSを提供するmicroCMSを15億円で買収

エイチームは、ヘッドレスCMSを提供するmicroCMSを15億円で買収することを発表しました。松田承一氏より全株式にあたる3万2260株を15億1000万円で取得するとのこと(アドバイザリー費用込み)で、実行日は6月3日を予定しています。

ヘッドレスCMS（Headless CMS）とは、ヘッド、つまりフロントエンド（ビュワー）のないCMS（Content Management System 、コンテンツ管理システム）のことを指します。通常のCMSとは異なり、フロントエンドとバックエンドが完全に切り離されているので、それぞれに影響されることなくシステム変更を行えます。そのため、表示速度が速い、CMS機能を後付けできる、フロントエンドの改修を行いやすいといったメリットがあり、エンジニアからの支持を集めています。

microCMSは、APIベースの日本製ヘッドレスCMS「microCMS」や、エンジニアリングの知識がなくてもWebサイトを作ることができるmicroCMSのテンプレートマーケットプレイス「Templates」を展開しています。今後、両社のナレッジや資産を融合することで、「microCMS」と「Templates」の拡販に取り組む。SNSを中心とする広告運用やQiitaとの連携、法人向け営業体制の構築、既存取引先の紹介など両社で成長を図っていくとしています。

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