電通グループ、今期予想を下方修正し赤字転落予想に 最終赤字754億円

電通グループは、2025 年度通期(2025年 1 月 1 日~12 月 31 日)の連結業績予想の修正を発表しました。2025年12月期の売上高にあたる売上収益は前期比1.6%増の1兆4332億円(従来予想は1兆4940億円)、営業損益が35億円の赤字(前期は1249億9200万円の赤字、従来予想は660億円の黒字)、最終損益が754億円の赤字(従来予想は100億円の黒字)で、大幅な赤字転落の予想となりました。
2025 年度通期連結業績予想の修正背景
上期のオーガニック成長率が期初時点の想定をやや下回ったこと、下期は、日本事業は引き続きプラス成長を見込むものの、海外事業において、メディアについては新規獲得も好調で比較的安定的に推移していますが、CXM については厳しい事業環境が続き回復が遅れており、さらにクリエイティブでも既存クライアントの案件失注や予算縮小などの厳しい環境が継続しています。またこれに加えて、不透明なマクロ環境の継続が想定されることから、通期のオーガニック成長率を 「約 1%」から 「約 0%」に下方修正します。なお、日本事業は、通期で「約 3%」の見通しを維持しますが、海外事業はこれまでプラス成長への転換を見込んでいましたが、今回の修正では、「約-2%」に引き下げます。
なお、上期のオペレーティング・マージンが高い水準にあること、また事業環境に柔軟に対応したコストコントロールの効果に加えて経営基盤の再構築の効果も出始めていることから、オペレーティング・マージンについては引き続き期初に掲げた「約 12.0%」を目指します。
また、第 2 四半期における、のれんの減損損失 860 億円等を反映し、制度会計上の営業損益を 660 億円の営業利益から 35 億円の営業損失に、親会社に帰属する当期損益を 100 億円の当期利益から 754 億円の当期損失にそれぞれ下方修正します。











