オプトホールディング、人材事業の新会社オプトワークスを設立
ディスコ 前社長 夏井氏を招聘し、国内最大級データサイエンティスト コミュニティと連携した育成・採用事業を開始
株式会社オプトホールディング (本社:東京都千代田区、 代表取締役社長 グループCEO:鉢嶺 登、 以下オプトホールディング)は、人材事業の新会社オプトワークスを設立しました。
オプトワークスはオプトグループが運営する国内最大級のデータサイエンティスト コミュニティと連携し、データサイエンティストの育成・採用サービスを提供します。
また、大手人材紹介の(株)ディスコで2010年から6年間にわたり代表取締役社長を務めた夏井 丈俊氏を招聘、オプトワークスの代表取締役社長に就任しております。
オプトワークス設立の背景、目的
日本が直面する労働力の減少という社会課題の解決策として、企業のAIやビッグデータ活用への取り組みが加速しています。一方で、AIやビッグデータ活用に不可欠なデータサイエンティストが圧倒的に不足しており、米調査会社ガートナーは今後25万人が不足すると予測しています。
オプトワークスは、データサイエンティスト不足を解消し、企業のAIやビッグデータ活用拡大に貢献することを目的に設立されました。
データサイエンティスト育成・採用サービスの特徴
オプトグループが運営するデータ分析コンテスト プラットフォーム「DeepAnalytics」は、データサイエンティスト約4,000人が登録し、これまでに経済産業省、バイエル薬品(株)、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)、(株)NTTドコモ等がコンテストを開催したほか、滋賀大学 データサイエンス学部が教育プログラムとして採用するなど、日本最大級のデータサイエンティストのコミュニティです。
今回、オプトワークスは、「DeepAnalytics」と連携し、高い効果が期待できるデータサイエンティストの育成・採用サービスを開発、提供するものです。
<オプトワークスのサービスイメージ>
・「DeepAnalytics」に登録するデータサイエンティストのうち、転職希望者のスキルセットやスキルレベルを過去のコンテスト参加実績から設定することで、採用企業とのミスマッチをなくし、スピーディーに適切な人材採用が可能
・採用企業が求めるスキルレベルを満たすテーマを設定した分析コンテストを「DeepAnalytics」で開催し、社会人・学生へのリクルーティング集客エンジンとして活用
・企業、大学が「DeepAnalytics」を教育プログラムとして導入すれば、過去コンテスト問題の応用やオリジナルカリキュラム作成が可能
オプトワークスの概要
社 名:株式会社オプトワークス
本店所在地:東京都千代田区四番町6 東急番町ビル
会社設立日:2017年5月1日
代表者:代表取締役社長 夏井丈俊
(経歴)
1987年 (株)ディスコ 入社
1998年 (株)ディスコ International (US) CEO就任
2000年 (株)ディスコ International (UK) CEO就任(兼務)
2006年 (株)ディスコ 常務取締役就任
2010年 (株)ディスコ 代表取締役社長就任
2016年 (株)ディスコ 代表取締役社長退任
2017年 (株)オプトワークス 代表取締役社長就任
資本金:8,000万円
株主構成:オプトホールディング100%
事業内容:①データサイエンティストの育成・採用事業
②シニアインターン研修・移籍事業(予定)
③副業プラットフォーム事業(予定)
URL: http://www.opt-works.com/
DeepAnalyticsについて
DeepAnalyticsとはデータ分析課題とデータサイエンティストをマッチングするサービスです。昨今、ビッグデータ活用が重要になってきていますが、データ分析を担う専門的人財・データサイエンティストが非常に不足しており需要を満たせない状態が続いています。DeepAnalyticsは大学・研究機関・一般企業・フリーランス等、様々な領域のデータ分析の専門家が4,000人以上会員登録されているWebサービスです。依頼者である企業や公的機関は、データ分析課題と関連するデータおよび懸賞金を同サイトに掲示、データ分析コンテストを開催することで、多数の分析者が分析バトルを繰り広げ、勝者は懸賞金を受け取る一方、勝利したデータ分析結果およびソフトウェアを権利放棄のうえ依頼者へ受け渡すシステムです(下図)。