【2020年8月度の広告市場概況】コロナ前水準に復調傾向も雑誌広告は以前厳しい状況
2020.10.9
経済産業省は、毎月集計をしている特定サービス産業動態統計調査の中で、2020年8月度の広告市場概況を発表しました。
下図の紺色の棒グラフが広告市場全体となりますが、5月を底辺に徐々に復調傾向にあります。また、ラジオ・インターネット広告は元から影響が小さいこともありますが、全体の傾向よりも早く復調していることもわかります。
一方で唯一7月よりも数字が悪化したのが雑誌媒体です。コロナの前からダウントレンドにはある紙の雑誌広告市場ではありますが、新型コロナの影響も最も大きく、そして未だに復調傾向も弱い状態があります。
本屋に行く習慣が減っただけでなく、電車等で読む時間もますます減ったことなど雑誌の利用機会の減少や、アパレル系を中心としたラグジュアリーブランドの広告出稿が減ったことが主な要因であると考えられます。
年間動向はこちら:
※グラフにカーソルを合わせると詳細な数値も表示されます。
広告市場全体推移
媒体別売上推移
インターネット広告市場推移
インターネット広告市場支