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ユナイテッド、2020年上半期決算は減収増益 ~アプリ広告領域は年度内の事業撤退へ~

2020.11.9

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ユナイテッドの第2四半期連結累計期間の経営成績は、投資先株式の売却を行ったこと等により、売上高は11,008,634千円(前年同期比2.6%減)となり、営業利益は5,465,316千円(前年同期比108.0%増)、経常利益は5,560,045千円(前年同期比115.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,723,140千円(前年同期比192.5%増)となりました。

事業部別

① DXプラットフォーム事業
DXプラットフォーム事業は、オンラインプログラミング教育事業を運営するキラメックス㈱、アプリ・システム開発事業を運営する㈱ブリューアス、及びユナイテッド㈱のDXコンサルティング事業により構成されております。
当第2四半期連結累計期間は、キラメックス㈱を中心に事業成長を継続し、売上高は1,237,704千円(前年同期比57.5%増)と増収となりました。一方、㈱ブリューアスの事業拡大に向けた開発リソース追加等の先行投資を実施した結果、セグメント利益は57,444千円(前年同期比45.8%減)と減益となりました。

② インベストメント事業
インベストメント事業は、シード/アーリーステージを中心としたベンチャー企業への投資を行っております。当第2四半期連結累計期間は、投資先の営業投資有価証券を売却したこと等の影響により、売上高は5,609,048千円(前年同期比33.4%増)、セグメント利益は5,402,001千円(前年同期比39.3%増)と増収増益となりました。

③ アドテクノロジー事業
アドテクノロジー事業は、アプリ広告領域において、アプリ特化広告配信プラットフォーム『ADeals』、動画広告配信プラットフォーム『VidSpot』を提供し、ウェブ広告領域において、SSP『adstir』、DSP『Bypass』、アドネットワーク『HaiNa』を提供しております。

アプリ広告領域が収益性重視の運営へ移行したことにより、売上高は2,955,048千円(前年同期比13.4%減)と減収となりましたが、営業利益は、上記の収益性改善およびウェブ広告領域の需要拡大により429,948千円(前年同期比27.0%増)と増益でした。

また、事業環境の変化に伴い、アプリ広告領域は年度内の事業撤退を決定しました。

④ コンテンツ事業
コンテンツ事業は、スマートフォン向けアプリやウェブサイトを通した様々なサービスを提供しており、フォッグ㈱、㈱インターナショナルスポーツマーケティング、トレイス㈱及びユナイテッド㈱が運営するスマートフォン向けゲームアプリにより構成されています。
当第2四半期連結累計期間は、前期に実施した事業ポートフォリオの整理に伴い、非継続事業の営業赤字が縮小したため、売上高は1,212,054千円(前年同期比58.7%減)と減収となったものの、セグメント利益は106,790千円(前年同期はセグメント損失1,182,228千円)と増加いたしました。


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